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【読書日記】原発賠償の行方
原発賠償の行方
             井上薫(新潮新書)

☆6
 原子力損害賠償について新書でサクッと読める本を探していました。

 仕事の関係で福島第一原子力発電所の事故について知識を入れないとと思って本屋をぶらつき、何冊か本を買いました。
 この本はそのうちの一冊です。

 著者の井上薫さんは、東京大学理学部科学架卒、同修士課程卒業後、司法試験に合格し、裁判官となられた後、弁護士登録。著書のひとつである「司法のしゃべりすぎ」は有名です。

 去年の東日本大震災に起因する原発事故については、まだまだ賠償問題の終わりが見えていません。
 法律としては、民法の不法行為(709条)の特別法である「原子力損害の賠償に関する法律」(通称「原賠法」)が定められており、東京電力(+政府)に責任を集中させています。
 今回の損害賠償問題については、法律の他に、紛争審査会が出している「中間指針」(警戒区域等が対象)や「中間指針追補」(自主的避難地域等が対象)も基準となっています。
 また、ADR(裁判外紛争解決手続)の機関である原子力損害賠償紛争解決センターが出している総括基準も基準です。

 今回ご紹介する「原発賠償の行方」は、原賠法や不法行為法の一般原則などから、原発賠償をどう捉えるべきかについて一通りの検討がなされています。
 ちょっと頭をかしげる記述(過失相殺のくだりとか)もあるものの、一読の価値はあるかと思います。

グッと来た、もしくはハッとした文章>は今回は特にありません。

 


テーマ:読んだ本の紹介
ジャンル:本・雑誌

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