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【読書日記】活眼活学
活眼活学(カツガンカツガク)
         安岡正篤

☆8つ
 安岡さんの本をやっと読めた。深い本でした。30年後くらいにもまた読みたい。

 安岡正篤(やすおかまさひろ)さんのことは、一言でなんと紹介して良いのか分かりません。
 ウィキペディアさんによると、「陽明学者・思想家」だそうです。
 この人は、生前、政財界トップのアドバイザーをされており、松下政経塾の相談役なども歴任されたそうです。

 ちょっと読むだけで、安岡さんの知識や経験・思考の、広さ・深さに圧倒されます。

 この本は、ハウツー本ではないため、即効性はないかもしれません。
 しかし、ものの見方考え方を、平易に、しかし、深く述べられているため、読後の生活が大きく変わる可能性があります。

 安岡さんは人物学を修めるための2つの秘訣を挙げています。
①人物に学ぶこと
 「つまり吾々の、出来るならば同時代、遡って古代、つまり古今を通じて、凡そ優れたる人物と言うのを見逃してはいけない」
②人物学に伴う実践、即ち人物修練の根本的条件は怯めず臆せず(注;おめずおくせず)、勇敢に、而して己を空しうしてあらゆる人生の経験を嘗め尽すこと

 ①の過去の優れた人については歴史のフィルターを通っているために見つけることは容易かもしれませんが(時に誤りもあるでしょうが…)、同時代の優れた人物を見つけるには自分自身の眼を磨く必要がありそうです。
 その自分自身を磨くためには②にいうことを実践しなくてはならないでしょう。

 私は、まだこの本を理解しきれていないような気がします。
 何度も読みたいと思う本です。
 これからもずっと手元に置いておくでしょう。

グッと来た、もしくはハッとした文章をご紹介>
・「…あいつと話しておると眠くなる」というような人間がよくあるものであります。つまり内容のない、決まりきった人間になってしまうと、精神活動が鈍ってしまう。…
>そうはなりたくないものです(汗)

・できるだけ生活内容を異にした友達に交際を持つ。そうして浅はかに考えると一向自分たちの生活や仕事に関係のないようなことでも興味を持ち、注してこれに接する。…我々の仕事は、案外思いがけない示唆によって活気を与えられる。
>同じようなことをやっている友人もとっても大切ですが、全然違うことをやっている友人も大事。サラリーマン、個人塾の先生、学校の先生、ガスや空調関係をしている職人等々の友人(先生)には、色々と刺激を与えられています。

・親友について、「四分律(しぶんりつ)」については相当グッと来たので読んでいただきたいです。

 仁人とは、人を生かしてくれる人ということで、いくら広く寄附をしても不仁者は不仁者。
>不仁者とはなりたくないものです。

・誠の友には、限りない信頼の歓喜、いつでも理解してもらえるという確信があるから、何もかも言える楽しみ、雄々しく、また赤裸々な生活の陶酔がある。
>「いつでも理解してもらえる確信」!これはとってもありがたいもの。こう言いきれる誠の友は2人かな~。他の友人が彼らよりも下がるのではなくて、その二人が飛び抜けている感じなんですよね。ま、向こうがどう思ってくれているか分からないけど(笑)

・あまり早くいわゆる専門家にならぬ方がいい。専門家になると、とかく不具になる。
>専門家と呼ばれるのであればこれを意識しなければ。

・世事に忙しい間にも、寸暇を偸(ぬす)んで、書を読み道を学び、心胸を開拓しよう。
>これから先、どんなに忙しくっても勉強しよう。「自彊息まず」です。



テーマ:紹介したい本
ジャンル:本・雑誌

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