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【読書日記】新しい働き方
新しい働き方 a new way of working
                     本田直之(ダイヤモンド社)

☆7つ
 多岐に渡る企業の職場環境について述べられています。かなりの取材力です。

 著者の本田直之さんの略歴をご紹介するのは難しいですが、シティバンクなどで働いた経験がありつつ、バックスグループの常務取締役としてJASDAQ上場に寄与しつつ、現在レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長で、一年の半分をハワイで過ごし、サーフィンを趣味にしているお方。他の著作はベストセラーになったレバレッジ(てこ)シリーズ。

 今回の「新しい働き方」という本では、あたらしい働き方を実践したり、研究しているアメリカ及び日本の17企業・1組織に取材された結果とその分析が記載されています。この本に紹介されている職場は、ルール・規則が明確なところもあれば、それらが不明確だったり、労働時間が決まっていないところもあったり、有給休暇に日数制限がなかったり、海外への研修等が充実していたり、本当に多種多様です。
 ここで紹介されたITへの考え方、職場の場所、職場の雰囲気(デスク等の配置や色遣いを含む。)、仕事に対するモチベーションの保ち方などは大変参考になります。

 私の職業は弁護士であり、弁護士業界かなり旧態依然とした業界ではあります(新しい試みも見られますが。)。かといって、社会が変わりつつあるのに、自分が変わらないわけには行きません。自分の働き方としては、社会の変化に対応しつつ、ITを最大限利用しながら効率的に依頼者の方々へ最大のメリットをもたらすことができるものとしなくてはなりません(もちろん、旧来型の良いところも知っていなくてはなりませんし、良いところは取り入れていくのは当然に大事ですが。)。
 この本では自分に合わないところもあるかもしれないが、それはそれで良いと書いてあります。私もそう思います。人や組織、業態等が多種多様である以上、合う合わないはあるのです。私にとって、この著作には、今の自分の仕事のやり方について、とても参考になる記述がありました。良いと思ったところは取り入れ、すぐに試したいと思います。試行錯誤することはあるでしょうが、

 今度は世の中の大企業(トヨタ、GE、JPモルガン・チェース、ファイザー、フィリップモリス、インテルとか)の職場環境を取材していただきたいところです。“新しい働き方”でないところもあるかもしれませんが、こういう大企業でも“新しい働き方”が生まれているところもあるでしょうし。

 この本を読んで“そうはいってもなかなかそうはできないよ”と思う方もいるかもしれませんが、色々な働き方があることを知ることは良いことだと思います。この本、オススメです。
特に私がこの本をオススメするのは、就職活動をしている学生(大学院生、大学生、高専生、高校生、中学生)、学生以外でも職を探している方(フリーター、定年後の方、主婦の方など)、今の職場での働き方に悩んでいるかた、もっと効率の良い働き方を模索している方、自社の職場環境を模索している経営者等ですね。


グッと来た、もしくはハッとした文章をご紹介>
・彼らにとっては、私と同じようにワークライフバランスなどという言葉はまったくピンと来ない・・・。なぜならバランスなど取る必要がないから。仕事も楽しいからです。
>私も同じ考えです(たまたま以前書いていたブログ記事)。もちろん仕事を楽しめない方もいるでしょう。本当に辛い職場環境にある方がいることは知ってはおります(頭でっかちでの知り方かもしりませんが。)。しかし、そういう方にこそ色々な働き方があることを知っていただきたいと思います。

・ネーミングって、本当に大事だと戦略的に考えています。・・・つまらない制度名だったら、誰も覚えないし、使わないと思うんですよ by Sansan株式会社
>その通りだと思います。ブログ名とかもっと良い物があったかもしれませんが、思いつかなかった(これでも考えたのですがね☆)。

・節約が上手だったり、モノを大事にしたりする女性の感覚を重視し始めたら、あらたな気づきも生まれた(注:byパタゴニア)、と言います。
>男である私には一生気づけない気づきがあるんだろうなぁ。

・新興企業は、コストの高くないところにいたほうがいい。
>ホリエモンも同じことを拝金で述べています。

・あえて社員が通る廊下を狭くして、社員が近づいたり、コミュニケーションを交わす機会を増やすようにしているbyチームラボ
>これはほんと大事。チーム以外の人と話していると気づきがたくさんあります。職種、育ちなどなどあらゆる環境が自分とは違う人との会話もそう。同じだと思っている人の中でも当然考え方は人それぞれ。学ぶべきことはあらゆる人からあります。

・ハッピーな社員は、いい成果をもたらす(注:byザッポス)
>仕事でなくても幸せに満ち溢れた人は周りに幸せを与えますよね。


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【読書日記】拝金
拝金
   堀江貴文(徳間文庫)

☆6つ
 こういう世界もあるんだな~と。

 作者はライブドアの元代表取締役社長堀江貴文さん。
この作品は、堀江さんが自分の人格を複数人に分けてキャラクター作りをしたそうです。
作品の内容は、ほとんどが実際にあった出来事や存在する人物や店をベースにしているそうです。もちろん小説なので、フィクションにしている部分は多いと思いますが、テレビなどを通じてうかがえる著者の性格からは結構事実に寄せてるような気がするのです(分からないけど。。。)。

 純粋に小説としてならば、他の作家さんの作品の方が面白いです。が、六本木界隈で、IT業界周辺で、仕事、飲食、趣味、異性関係についてこういうことがあったんだろうな~って想像するのは、なかなか楽しいです。
一読する価値はあると思います。サクッと読めるし。

グッと来た、もしくはハッとした文章をご紹介>
・ゲームに勝つなんて簡単さ。必ず自分が勝てるルールを作ればいい。
>これは色々なところで言われていますよね。でもルール作りが難しいのですけどね。

・1つ、元手はかけない。2つ、在庫ゼロ。3つ、定期収入。4つ、利益率。
>これは意識した方が良いんでしょうね。

・人はな、いい物を買うんじゃない。自分が知っている物を買いたがる。もっと言えば、買って人に自慢できるものを欲しがる。いい物が売れるんじゃなく、有名な物が売れるんだ。
>これはたしかにそうなんでしょうね。自分のポリシーを持って、自分の目でホントに良いと思う物を持っている人はカッコいい。でも、ふつうはそこまで時間をかけられないし、なかなか全ての持ち物についてこだわりをもてないし、ビジネスの世界では王道を持てと言われるし。それでもポリシーを持って、自分に似合う物を持っている人がカッコいいんですがね。

 小説家の西村賢太さんの解説が秀逸だと思います。かなり共感できます。


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