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【読書日記】どこまでやったらクビになるのか
どこまでやったらクビになるか
―サラリーマンのための労働法入門

              大内伸哉(新潮新書)

☆7つ
 サラッと分かりやすく労働問題を解説しているのに、反対説にも触れられているし、法解釈の変動についても触れられている。とても読み甲斐があった。

 この本は、よく起こりうる労働問題について採り上げ、それを分かりやすく解説しています。
この本を買ったきっかけは、「本気で法律の勉強はしたくない。ただ、どうせ法律を学んだのだから、自分が弱い分野の法律の本を読んでみたい」と思ったから。
 著者の大内伸哉さんは、神戸大学大学院法学研究科の教授。内容も担保されていると思われ、“これは良い”と思い、買うことを即決しました!
 (同じ趣旨で、著作権については、福井健策さんの「著作権とは何か」と「著作権の世紀」を読みました)

 ここで扱われているテーマが面白い。よくありそ~と思ってしまう。
 そのテーマを知って頂くために、目次を列挙します。
1講 ブログ
2講 副業
3講 社内不倫
4講 経費流用
5講 転勤
6講 給料泥棒
7講 内部告発
8講 合併
9講 残業手当
10講 新人採用
11講 セクハラ
12講 過労死
13講 労災認定
14講 定年
15講 喫煙問題
16講 痴漢
17講 妊娠出産
18講 経歴詐称

 どれも面白かったですね。
 経歴詐称では、逆経歴詐称問題(大卒の人が高卒と偽ること)も扱っています。
 2講の副業については、かつて居酒屋でアルバイトしていた時の同僚のおじさんを思い出して読んでました。元気かな~?

 ここまでやったらアウトなのか~ とか、ここまでやってもセーフなの?! とか思いながら、楽しく読めました。

 会社勤めの人で自分の労働環境に悩んでいる方、人事の方、法務の方たちにはおすすめです。是非ご一読を。
 簡単にクビになる、簡単にクビにできるわけではありません。ただ、一定の線を越えてしまうと簡単にクビになってしまいます。

【注意】
 この本は、法的知識を使って文句を推奨するものではありません。
 もちろん、労働審判や訴訟を起こさなくてはならないことはあるでしょうし、そのにも役に立つことは間違いないです。

(引用P5)
 私は、社員が会社に楯付いて言い分を通すということを積極的に推奨しているわけではありません。・・・ただ、何が法的にみて正しいのかということを知っておくと、自分の視点を一段高いところに置くことができます。「法」のルールを知っておけば、どんなときに会社と本気で「喧嘩」すべきかということも冷静に判断できるようになるでしょう。

グッと来た、もしくはハッとした文章・箇所をご紹介>
・1日の労働時間の合計が8時間を超すと、通常の賃金の25%増しの割増賃金を企業は支払わなければならない(労働基準法37条)。
 ある会社で、7時間働いた後、別の会社で副業して3時間働けば合計10時間となり、8時間を超えてしまう。
 そのときには、原則として後の会社に割増賃金の支払義務があると考えられている。

>by2講 副業
 知らなかった。バイトの同僚のおじさんはコレをもらってなかったはず。

・労働基準法違反を告発したりするのは、法的には正しいことであっても、会社内の「掟」には反すること…。会社内の「掟」に反すると、目に見えない形でさまざまな嫌がらせが降りかかってくる可能性があります。
>by7講 内部告発
 労働問題について、従業員が問題にするときには、この問題を意識せざるを得ません。万が一法律家になれたら、ここをしっかりフォローできる法律家になりたいし、ならなければならない。

・期間の定めがある雇用をした場合で、その期間終了後であっても、特別な合意がない限り、契約を終了させる(解雇する)には、正当な理由が必要。適性がないという理由で簡単に雇用を打ち切ることはできない。
>by10講
 「特別な合意」はどの程度の合意であれば良いのかは、今後調べなくてはいけないな。

・女性が不快感を持てば即セクハラになるというのは間違いです。女性側の主観面を考慮に入れながらも、その行為の内容が社会通念上許容される範囲を超えるかどうかが、男性側が処分の対象となるかどうかのポイントとなります。
>by11講

・A君が過労であっても、もしうつ病にかかっていなかったり、外見的に健康状態の悪化が認識されていなかったとすれば、・・・会社には社員の自殺についての予見可能性がなく、そのため過失があったとは言いにくい(こととなる)
>by12講
 これは重要な争点となるでしょう。

・懲戒解雇は原則退職金が出ない。しかし、懲戒解雇となれば、必ず退職金を支給しなくても良いというわけではない。減額されたとしても、会社は払わなくてはならないことがある。
>by16講



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テーマ:紹介したい本
ジャンル:本・雑誌

弁護士がツイッタ―
弁護士の方でツイッタ―やっている人もちらほらみかけますね。

ということで、うちの先生にツイッタ―をやらせてみることにしました。

どうやら登録だけはかなり前にしていたそうです。

先生の他己紹介します。
名前:阿部哲男
職業:弁護士
趣味:ランニング

・夫婦共に弁護士で、2人で事務所やっています。
・奥様は年末に出産予定です☆
・事務所の名前は、阿部楢原法律事務所。
・事務所の場所は、埼玉県さいたま市浦和区上木崎。
・最寄駅は、京浜東北線の与野駅(東口)です(浦和駅と大宮駅の中間、東京駅から40分ほど)。与野駅東口からは徒歩5分ほど。
・得意分野は、遺言・相続、労働関係、債務整理・倒産関係、交通事故、刑事(少年事件含む)です。
・詳細は、事務所ホームページへ!→http://abe-narahara.com/

して、ツイッタ―!
tabe123で公開中。
http://twitter.com/tabe123
まだほとんど何もつぶやいていませんが、ツイッタ―をやっている皆さま方、是非ともフォローしてみて下さい!!


*ついでに、事務員である私の方もよろしくお願いします(笑)
dadadapon。
http://twitter.com/dadadapon


テーマ:インターネット
ジャンル:コンピュータ

【読書日記】アホの壁
アホの壁
    筒井康隆(新潮新書)

☆4つ
 面白いところもあった。特に後半。が、全体的には微妙。誰かにすすめることもないでしょう。読んでも読まなくても良い本だと思います。

 この本のタイトルを見た時に、「これは買ってはいけない本だ!」と思いました。“バカの壁”の便乗本に過ぎないだろうと。ただ、“バカの壁”からはだいぶ時間がたっているし、あまりにも稚拙な便乗の仕方だからなんか怪しいと思って著者名を見たところ、“筒井康隆”とあった。
 この人が最近何を考えているのか知ることは悪くはないだろうと思い、買ってみました。(ちなみに“アホの壁”とタイトリングした理由も書いてあります)

 面白いところがあったが、別に読まなくても良いかも。他の本にお金を使った方が得ることはあったかも。

 文中いたるところで知識をひけらかすような書き方が見られたのはイヤだった。
 たとえば、“セリフ”を「セリフ」でも「台詞」でもなく、「科白」と書いたり。役者をやったり脚本書いたりしているからこだわりがあるのかもしれないけど。
 他にもフロイトを出して、“どなたもよくご存じだろう”みたいに書いたり。自分が知らなかったからそう思っただけかもしれないけど(笑)

 ただ、 章のタイトルにすべて“アホ”が入っているのは面白い。これについては期待通り。筒井さんのセンスの良さがうかがわれます。
 あと、各分析もところどころ面白い。特に後半の、「成功の夢に酔うアホ」「よいところだけ数えあげるアホ」「批判を悪意と受け取るアホ」「自分の価値観にだけ頼るアホ」はかなり面白かったです。

グッと来た、もしくはハッとした文章をご紹介>
・「ペンは剣よりも強し」と言ったのは、枢機卿リシュリューである。名言として、現代でも…特に新聞記者などが…引用している。…しかしこれはとんでもない間違いであろう。リシュリューは「権力のもとではペンは剣よりも強い」と言ったのであり、それが間違えて伝えられているのだ。リシュリューは国家に反旗を翻し、反乱を企む輩に対して、いつでも逮捕状や死刑執行命令にペンでサインできるのだぞと脅したのである。
>へ~。そういう意味だったんだ。ほんとかどうか確かめたかったのですが、ネットでは確認できませんでした。この言葉は、初代リットン男爵エドワード・ジョージ・アール・リットン・ブルワー=リットンが、戯曲『リシュリュー』の中で描いた言葉だそうですが、原典に当たる気はございません。誰か詳細を知っている人がいましたら、ぜひ教えて下さい。

・「アホやっ。アホやっ。」



テーマ:読んだ本。
ジャンル:本・雑誌

【読書日記】人は死ぬから生きられる
人は死ぬから生きられる―脳科学者と禅僧の問答
                         茂木健一郎、 南直哉 (新潮新書)

☆7つ
 茂木さんも南さんも大変。色々考えることがありすぎる。もっと考えないようになれれば楽だろうに。ただ、二人ともその“楽さ”は求めてないんだろうな。でも、二人はほんと楽しそうにしてる。

 この本は、テレビでもおなじみの脳科学者である茂木健一郎さんと、禅僧である南直哉(みなみじきさい)さんによる対談集。
 2人の対談は、2004年から2008年までの間に、東京都の青末寺、青森県の恐山、東京都の新潮社で3回にわたって行われたものです。ですので、時間が進むに従って、お互いがお互いを深く理解し、自分の考えを深めてから、対談という形で自らの意見をぶつけ合うので、お互いに緊張感があり、さらに喜びがあるように感じられます。読んでいる自分もなぜか緊張してしまいました。

 この本を読んで、“南直哉(みなみじきさい)という人は何者だ?!”ということにとにかく興味を持ちました。
 この新書の帯の写真の鋭い感じ、
 茂木さんの研究について行く知識の豊富さ、
 さらに、茂木さんへの質問や、茂木さんの研究の行く末などに対する意見の的確さ、
 思考の深さ、
 おばあさんに対する発言からみられる柔軟さ、(おばあさんとのやり取りは本書の中で出てきます)
 などがうかがわれるに連れ、怖ええという感覚が生じ、それが膨らんできました。
 今東光さんとは全く違うタイプだけど、すごいお坊さんはいるもんだ。

 もし自分が南さんと3分でも話をしようものなら、一瞬で底の浅さが見抜かれるでしょう。。。
 怖ええ。。。

 この本からは何かの知識が得られるわけではない。それを目的とはしていない。
 なので、即効性を求める人には不要かもしれない。というかすぐに読まなくても良いと思います。
 でも、“今の悩み”を解決する糸口が二人の対談から得られるかもしれないので、結局は知識を入れる本を読むよりも意外に即効性があるかもしれません。

 “前提”についての二人の対談もかなり良い。
 読んで良かった。

 興味を持たれた方は、二人の対談を是非味わってみて下さい。

グッと来た、もしくはハッとした文章をご紹介>
・「枯木死灰(こぼくしかい)」という言葉があります。…私の考えはちょっと違って、「考えるのをやめろ」ではなく、人が考えるということの根底に「考えられないことがある」ということに気付くことが重要だと思うんです。
>by南さん

・世の中には、たとえ思っていても、みんなが実はわかっていることでも、言葉にしないほうがいいことってありますよね。「無記」には非常におそろしい叡智ががある。
>by茂木さん
 「無記(むき)」とは、「その答えはどちらであるとも言わない」という態度のこと。ブッダは、“人は死後存在するか否か”“魂が存在するか”といった問題について、「そんなことはよく生きることには役に立たない」と断言して何も語らなかったそうです。

・「いかなる内、いかなる外」。一体、内と外というのはどこからどこまでなんだと
>by南さん
 この辺りは相当グッと来た

・座禅が深まり、自意識が解体していくと、例えば音が聞こえても、どこで聞こえているのか、わからなくなる。さらに意識を視覚から聴覚、聴覚から皮膚感覚に落とし、最後は内臓感覚にまで落とすと、皮膚の中と外の感覚がわからなくなっちゃうんですよ・・・
>この辺りは1番グッと来た
 マスタ―キートンというマンガで“地面に耳をくっつけて耳で狩りをする”というのを読んだ時も相当な衝撃がありましたが、これはその比ではありません。“内臓感覚にまで落とす?!”そんなこと考えたこともない。これを読んだのは埼京線の中だったのですが、そこで生まれて初めて、自分の頭の中に写真でよく見る、のっぺりとした脳みそが入っているということを意識しました。“内臓感覚にまで落とす”ということの正しい実践ではないことは分かりますが、それでも、この埼京線での体験は相当な衝撃が与えられました。座禅が上手くできるようになりたいものです。。。

・仏教が厄介なのは、言語の世界だけの話ではなくて、問題は言語と体験の間、ここを見るか見ないかで決まるんですよ。
>by南さん

・我々が現実と考えているものは、ある一定の条件における思いこみでしか成立していないから、前提条件が外れると、すべて崩れるという非常に冷たい考え方なんです。
>南さん

・解体した後、もう一度再構成するというのは大切なことですよね。科学でも芸術でもこれができる奴がいない。解体しっぱなし。
>by茂木さん

・「信じる」という言葉ひとつにも重層的な意味がありますね。…「『お父さんは極楽にいる』と信じる」ことと、「『明日も新幹線は動く』と信じる」こと、この間の違いは何か、とても微妙な問題です。
>by南さん
 この辺りも相当グッと来た

・そういった感情の量は現代でも衰えていないのに、行き場がない。またある種のいかがわしい宗教や商売が、そうした感情をいろんなところに誘導している。
>by南さん

・ただ、中心と周縁という概念は、その分け方をきちんと考えないとわかったようでわからない話になるよな気もします。土俗的な都会人だっていっぱいいるし、都会的な田舎者もいる。場所だけで簡単に限定はできない。
>by南さん

・お墓のような死者やその記憶を消さないシステムが、要の東西問わずどの文明にもあるわけでしょう。それはなぜなのかと思いますね。
>by南さん
 たしかに。

・いろいろな問題について考えるとき―それは科学者でも哲学者でも―、どのぐらいの思考の深さに至れるかということが、知識の量やロジックの強度できまるのではない、ということです。
>by茂木さん

・ブッダが因果を説くのは、「あらかじめ因果によってものごとは決まっている」ということではなくて、人が努力し未来に希望を持ち、自分が自分として立っていくために絶対必要な考え方だからというわけです。
>by南さん
 ここは凄い。
 法律の勉強でいうところの“因果関係”などとは全く違います。このように“因果”を考えたことはなかった。

・根本的に、自分というものは自分でないものをあてにして存在しているから
>by南さん

・「世の中の人はみんな老人を見て忌み嫌っている。愚かな人は人の死を見てそれを嫌う。自分だっていずれ死んじゃうのに――」、ここまでならわかる。問題はその次。「私も死ぬ人を見て死を忌み嫌っている。私もいずれ死んでしまうのに――…」
>byブッダ(笑)
 池波正太郎もこういう考えを勉強したのか、自分で気付いてしまったのか。

*この本の冒頭には茂木健一郎さんが、末尾には南直哉さんが、3回の対談を振り返って色々述べています。
 対談を全て読まれてから、読むととっても気持ちが良いです。
 是非味わってみてください。



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ジャンル:本・雑誌

ウォーキング&読書&本選び
皇居前の広場辺りを通るたびに、そこの芝生の上で寝転びながら本を読んだりしたいな~と思っていました。

ということで昨日、天気も良く、特にやることもなかったのでウォーキングを兼ねて、実行することに!

ハーフパンツを着こみ、歩きやすい靴をはいて出発!

せっかくなので、時間を測りました。
東京駅までは歩いて25分。
もっとかかると思っていたのですが、意外に早かった。

東京駅を過ぎてしばらく行くと、なんかカッコイイ建物を発見!
DVC00021.jpg
手前の古めかしい建物と奥の近代的な建物がちょうどマッチしていませんか?!
この場所は「東京国際フォーラム西交差点」のところ。
家に帰ってから調べてみると、手前が「三菱一号館美術館」で、奥が「丸の内ブリックスクエア」というものだそうです。

ここを過ぎるとすぐに到着!ここまで40分。ちょうどいい。
DVC00022.jpg
横断歩道を渡ると皇居のすぐ手前になるのですが、私の目的地はその手前。
ちょうど写真をとった位置の左手にあります。

DVC00031.jpg
それがこの辺り。
観光客も芝生の感触を楽しんだり、写真撮影したりと思い思いに楽しんでいます。
中国人の方が多かったように思います。

ちょっと人が多いので、奥に移動。
DVC00034.jpg
この写真の左奥辺りで、靴と靴下を脱ぎ棄て、寝っころがって、本を広げました。
芝生の感触が気持ちいい!風の音も、セミや鳥の鳴き声も、耳に心地いい!!

ただ、アリにかまれてイラッとした(笑)

気付いたら3時間以上滞在していました。
その間に「人は死ぬから生きられる―脳科学者と禅僧の問答」(茂木健一郎,南直哉)を読了。
これについての書評はまた。

帰りには八重洲ブックセンターに寄って、また本を購入。

「老師と少年」は、芝生で読んだ本の共著者の一人である南直哉(みなみじきさい)さんによるもの。
この南さんは禅僧なのですが、ただの坊主ではなさそうです。ということで、南さんにとっても興味をひかれ、買ってみました。340円と安かったし。
「どこまでやったらクビになるか」は、こういうのを探していたので買ってみました。どういうのかと言うと、労働法についての超入門書です。本気で勉強はしたくない。ただ、どうせ法律を学んだのだから、自分が弱い分野の法律の本を読んでみたいということで。著者の大内伸哉さんは、神戸大学大学院法学研究科の教授。内容も担保されていると思われ、“これは良い”と思い、買うことを即決しました!

滞在時間が長かったのと本屋中をウロウロしていたために時間が遅くなったので、帰りはバスに乗りました(笑)

テーマ:ひとりごと
ジャンル:日記

【読書日記】「痴呆老人」は何を見ているか
「痴呆老人」は何をみているか
                    大井玄(新潮新書)

☆7つ
 本屋で本のタイトルに興味を引かれ、ついつい買ってしまいました。かなりの良書。自分にとっては新しい発見がたくさんありました。特に前半が素晴らしい。

 
 著者の大井玄さんは、医者で、終末期医療や痴呆(「認知症」という言葉は使わないそうです)について見識の深い方。
 その著者が、この本では、痴呆の要因や、痴呆老人がどのように現実の世界と関わっているかについて考察しています。
 また、そこから派生して、“「私」とは何か”“多重人格”“ひきこもり”についても述べられています。
 (「痴呆」についてはもちろん面白かったのですが、「ひきこもりの考察(“つながり”と“自立”の関係)」もかなり面白かった)

 この本で得た一番のヒットは、コミュニケーションについての考察でした。
 それは、コミュニケーションは理屈・情報共有と情動共有の2つに分けられ、痴呆老人は理屈・情報共有という意味でのコミュニケーションは難しくても、情動共有という意味でのコミュニケーションは充分に取ることができるというもの。
 これは、医療現場の人や介護をされている方などは実感として知っているかもしれません。しかし、私にとっては相当な衝撃でした。情動共有というのは、痴呆になっていない人とのコミュニケーションでももちろん大事なのでしょう。自分はそれを軽視している傾向があったような気がします。この辺りの具体例などの記述を読んで、深いショックを受けるとともに、この本を買ってよかったと本当に思いました。

 今ちょうど、「人は死ぬから生きられる―脳科学者と禅僧の問答」という脳科学者の茂木健一郎さんと禅僧の南直哉さんとの本を読んでいるのですが、こちらと合わせて読むとなお面白いかも。

 大井さんの本(と「人は死ぬから…」)を読んで、痴呆の人の世界の捉え方と痴呆ではない人の世界の捉え方は、ほとんど違いがないような気がしました。
 大井さんは、もっとストレートに「人は皆、程度の異なる「痴呆」である。」と述べられています。

 この辺りに触れて、かつて観た「17歳のカルテ」という映画を思い出しました。
 この映画は、ある少女が精神病院に入ることになり、そこでの出来事を描いています。この映画を観た時に、“普通の人と精神障害者の境界ってどこで引けるのか?”“そもそも普通って何?”と思いました。
 大井さんの本で述べられていることはこれと同じようなことを考えさせてくれ、さらに実際の医療現場での例や大井さんの考えを示してくれるので、とても読み応えがありました。

 医療現場にいる方や痴呆老人が親族にいる方は是非読まれることをおすすめ致します。
 自分の体験とすり合わすことで、より深くこの本を理解することができるかもしれません。
 また、今後の治療や介護などに役立つこともあるかもしれません。

グッと来た、もしくはハッとした文章をご紹介>
・(自分が痴呆老人になったときに延命治療を選ばない理由)
 日本では「迷惑をかけるから」
 アメリカでは「自分の独立性、自律性(自立性)が失うから」

>この日本とアメリカとの対比は興味深い。

・東京都杉並区では「痴呆老人」の2割が夜間せん妄、半数に周辺症状があった。
 沖縄県島尻郡佐敷村では、「痴呆老人」の中でうつ状態や妄想・幻覚・夜間せん妄症状を示した人はいなかった。

>この結果は驚きです!!65歳以上の全老人の4%が老人性痴呆にあることは、東京(杉並)と沖縄(佐敷村)で差がなかったのですが、沖縄ではうつ状態や幻覚妄想状態が一切なかったのです。
 このデータは、琉球大学精神科(当時)の真喜屋浩先生によるものだそうです。その原因については「敬老思想が強く保存され、実際に老人があたたかく看護され尊敬されている土地では、老人に精神的葛藤がな(いため)」と分析されています。

・((幻覚妄想などの)周辺症状を伴わない痴呆を「純粋痴呆」というそうですが・・・)
 周辺症状伴わない「純粋痴呆」が生ずる過程をつぶさに見ると、結局は本人が「安心」できる環境が用意されているかの一言に尽きるようです。
>症状悪化の一番の原因がストレスであり、それは「人間関係の悪さ」から主にもたらされるんだそう。

・見ているものの代わりに、見たいと思っているものを見るということ。
・知覚は期待によってあやつられている。

>カエサルの「人間ならば誰にでも現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は、見たいと思う現実しか見ていない」というのと同じですね。
 それを考えると、「人は皆、程度の異なる「痴呆」である。」というのは、ますます説得力を持つように思えます。

・世の中の「介護者」には、老人の「事実誤認」を叱り、強制しようという教育的情熱に溢れた人が実に多いのです。そのため老人は、せっかく見つけた「意味」を見失い、混乱してしまいます。
>自分が「介護者」となった際にはそうならないように気を付けなければと思いました。しかし、それ以上に普段のコミュニケーションを見なおさなくては…とここでも深い衝撃を受けました。私は、人の誤りを指摘することに意味があるのか、情動の共有を重視した方が良いのではないか?ということは、日常的に考えなければなりません。

【認知能力の落ちた高齢者にとっての「うまいつながり」とは】
(1)周囲が年長者への敬意を常に示すこと
(2)ゆったりとした時間を共有すること
(3)彼らの認知能力を試したりしないこと
(4)好きなあるいはできる仕事をしてもらうこと
(5)言語的コミュニケーションではなく情動的コミュニケーションを活用すること
など




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ジャンル:本・雑誌

公式戦初戦
昨日は野球をやってきました。
昨日は公式戦です。
先週の練習試合ではバッティングが散々だったので、一日前に素振りしました。

回数は、20回(笑)

それ以上やると、手の皮が破れそうな気がしたんで…

今回の試合の私は、3番キャッチャー。
前の試合がダメだったのに3番という良い打順にしてくれた監督の期待に応えなくてはなりません。
気合が入ります。


して、打撃の結果は、

2打数2安打2打点1送りバント

かなり良かった!!
素振りの成果が出た(笑)
相手が、前大会の準優勝チームということで、どうなるか心配だったのですが、たまたま良い結果が。

気分が良いので、1打席ずつ振り返ろう。

1打席目、ノーアウト1・2塁。
無難に犠牲バント。
ちょっと変な所に当たった気がしましたが、なんとか成功。
次の4番バッター(小中と同じ野球チームだった)が、センター前に2点タイムリーヒット。
バントが活かされて良かった。

この回終わって、2-0。

2打席目、先頭打者。
センターオーバーの2ベースヒット!!
センターに取られそうになりましたが、なんとか超えてくれました。
が、後続が続かず、無得点。

その後、相手に1点を返され、1-2。

3打席目、1アウト2・3塁。
初球を左中間に2ベースヒット!!
2打点!!ちょー気持ち良かった!!
チーム的にも追加点が欲しいとこだったし。

しかも、後続も続きまくって、大量得点。

終わってみれば、8-1で5回コールド勝ち

ここんとこチームは公式戦初戦敗退ばかりだったので、良かったです。
しかも強いチーム相手に勝てたのはなお良い。

守備も無難にこなせた。
キャッチャーフライも取ったし、盗塁を刺せたし。
盗塁を刺した時の2塁送球が、自分でいうのもなんですが、かなり良い球が投げれました。
特技を「盗塁を刺すこと」としていますが、まだ変えなくてもウソとは言われないでしょう。

次回は多分9月頭くらいらしい。
相手は、また強いとこ。
去年は負けた。
しかも、以前私が所属していたチーム。
高校の先輩たちのチームだったのですが、勉強が忙しくて自然脱退。

試合を楽しみながらも、また勝ちたいな~。
また素振りを20回しよっと(笑)

テーマ:草野球
ジャンル:スポーツ

ツイッターのこと
一昨日、ブログのことを書きましたが、今回はツイッターのこと。

ツイッター、はっきり言って使いこなせていません。
色々調べてみると、とてつもない使い方も色々あるそうですが。
ま、自分のやり方でコツコツと。

それでもツイッター凄いです。
新聞読んだり、テレビ見てたり、ネットで検索するだけでは得られない情報を得ることができます。
それは著名人からだけでなく、一般人からも。一般人でも面白い人がたくさんいます。
自分にとってはこれが一番多いかな。

著名人とやり取りができることもあるし。
ラッキーなことに著作権分野に詳しい弁護士である福井健策さん(著作は、「著作権とは何か」、「著作権の世紀」)に返事頂けました。
あと、コンプライアンス関係に詳しい弁護士の郷原信郎さんには、一般競争入札の問題点・改善点などが書かれた資料を教えて頂けました。

私がフォローされても貴重な情報を与えることはできませんが、色々貴重な情報を提供してくれる人が多いです。

純粋に楽しむという意味では、漫画家の和田ラヂヲさんのつぶやきは読んでるだけで面白い!

ですが、怪しい人たちもたっくさんいます!
変な情報商材を売り込もうとしている人とかとか。

フォローする人を増やすか、それとも絞るかは悩みどころです。
今のとこ中途半端ですね。

自分は、プロフィールに書いていますが、dadadaponです。
http://twitter.com/dadadaponにて公開中です。

残念ながら、人のためになることはつぶやけません。
日常生活の中で感じたことがあればそれをつぶやくことにしています。
CM好きなのでそういうこととかが多いでしょうか。

上にも書きましたが、ツイッターは、自分のやり方で目立たず続けて行こうと思います。
テーマ:ひとりごと
ジャンル:日記

【読書日記】国家の品格
国家の品格
           藤原正彦(新潮社)

☆6つ
 最初イライラ。しかし、読み進めていくと面白かった!!後半からグッと良くなります。

 この本は、ちょこっと前のベストセラー。これを読んだきっかけは、友人のお父上にすすめて頂いたから。

 始めの方では“論理は不要!”みたいなことを笠にして、ムチャクチャなことを言っていると感じました。もしその部分を突っ込んだら、“だから論理なんて…”とか言うのかなとか考えてたら、イライラしてきました。

 が、早とちりはダメですね。この本、後半からグッと面白くなってきました!!

 散々“論理”の悪口を言ってきたのに、中盤で“論理とか合理”の重要性を説いています。その上で、論理や合理を使うときには注意がいるとしています。
 藤原さんが言いたいのは、“論理で間違えることはそうそうない。論理のスタートをどこに置くかを感じるセンス(情緒や形)が必要”ということ。

 この辺りは非常に面白いので、ご一読下さい。読む価値はあると思います。
 “ある点からスタートして論理を組み立てるとき、論理の筋道が間違えることはほとんどない。ただし、スタート地点がおかしいことはある”というように藤原さんが言うことの意味を理解しておいて損はないかと。


 愛国心のくだりなんかも面白い。さわりだけ要約すると・・・
>愛国心には、“ナショナリズム”と“パトリオティズム”がある。“パトリオティズム”とは、自国の文化、伝統、情緒、自然、そういったものをこよなく愛するということ。この意味での祖国愛(愛国心)が大事である。
 こういう愛国心は戦争を生まない。

 全編にわたって批判的になる人もいそうですが、それはそれで面白いと思います。

グッと来た、もしくはハッとした文章をご紹介>
・受けるのはワンステップの論理だけ
>これはよく言われることですが、テレビやCMなどに流されないためには、これを意識することは重要です。「国際化だから英語」とか。ほかにも溢れてますよね。「エコのためには○○せねばならない」とか。

・たいていの場合、説明など不要です。頭ごなしに押しつけてよい。もちろん子供は、反発したり、後になって別の新しい価値観を見出すかも知れません。それはそれでよい。初めに何かの基準を与えないと、子供としては動きが取れないのです。
>この直前で「ならぬことはならぬものです」と会津藩の藩校である日新館の教えを“良い”としていることには違和感を覚えますが、上記引用部分には共感も覚えます。今の時代には尾崎豊は生まれないだろうな~、ブルーハーツは生まれないだろうな~と思ったりするのです。ま、尾崎やブルハが出て来たような時代になって欲しいとは思いませんが。

・(論理とか合理)はもとろん重要です。これまで申しましたのは、「それだけでは人間はやっていけない」ということです。何かを付加しなければならない。その付加すべきもの、論理の出発点を正しく選ぶために必要なもの、それが日本人が持つ美しい情緒や形である。それが私の意見です。
>ここは95ページに書いてあるのですが、この辺りからグッと面白くなります。

・英語と“国際人”に直接の関係はない。…国際人とは、人間として敬意を表されるような人のことです。
>これは大事。言葉はあくまでツールに過ぎない。できるにこしたことはないけど。
 この辺りを読んでいて社内の公用語を英語にするということについても考えてしまった。今のところバカなことをやっているな~と思ってる。自分の考えを上手く伝えられないがために「I agree」と言ってしまう日本人が続出しそう。この段階を乗り越えられれば良いのかもしれないが。。。先駆者はいつでも批判されるもの、ただし、誤ったことをやったがために失速する場合もある。どっちになるんでしょうね。

・外国語よりも読書を
>ここは「外国語をやりつつも読書を」と言った方が良いのかもしれませんが、この辺りの記述も説得力があります。

・論理を展開するためには自らが出発点を定めることが必要で、これを選ぶ能力はその人の情緒や形にかかっています。



テーマ:紹介したい本
ジャンル:本・雑誌

このブログのこと(アクセス数とか)
このブログは2年前の夏(2008年8月15日)から書き始めました。

始めた動機は、①mixiだとマイミクの人を意識した内容になってしまいがちだったので自由気ままに記事を書いてみたかったことと、②ブログというものを作って少しでも時代に遅れないようにしようと思ったこと、③文章を書く練習や物事を考えて文章にする練習をしたいと思ったこと、④どうせ書くなら個人的に日記帳に書くのではなく、誰かに見てもらいたいし、お役に立てることがあれば立ちたいと思ったことなどです。

ブログの内容としては、“ジャンルを絞らずにどんなことでも”という感じにしていますので、書評、法律、日記、ボランティアなどなど、とにかく雑多なものとなっています。

兄がSEをやっているのですが、彼には「アクセス数を増やすなら、ジャンルを絞った方が良いよ」と言われました。が、私はジャンルを絞りませんでした。(兄は一日のユニークアクセス数が2000以上あるそうな)

どんなことでも書くようになったのは、昔、「爆笑問題のススメ」(日テレ)の中で、リリー・フランキーが「人間は朝起きてから、政治のこと考えたり、食べ物について考えたり、女性のことや性欲のことを考えたりなど、一日の中で非常に多くのことを考える。こういうことを小説にしてみたい」というような発言をされていたことを耳にしたからです。(記憶たしかならそう言っていた)

*不正確な情報はなるべく出したくないので、調べてみました。そしたら、発見!!
→YOUTUBE:爆笑問題のススメ うさん臭いのススメ1/2 リリー・フランキー 04.03.01 (6分50秒辺りから)
「SEXして~な~と思った5分後に、ボランティアで自分ができることはないかな~って思ったりとか。そう思ってる3分後くらいにあいつ死ねばいいのになほんとにとか思ってる直後に戦争はいけないなとか色んなことを人間は一日の中で思ったり。だからぼくはなるべくその全部思っていることを作品にしたいっていうか」
>記憶力悪くなかった!!ってかそれほど印象的な言葉だったんです。誰かが死ねば良いとかは高校生くらいからは思ったことありませんが(笑)これをアップしてくれた人、感謝!これを削除しなかった著作権者にも感謝!!

ブログのアクセス数は、最近(今7月度)伸び始めました。
といっても決して多くはないのですが。。。

一日の平均ユニークアクセス数(訪問者数)は50強。
一日の平均トータルアクセス数(PV)は、120強。

*追記(2010.7.28)
 上記アクセス数は「FC2アクセス解析」を参考にしています。画面左側にある「FC2カウンター」と普段見ている「FC2アクセス解析」だとデータが違うらしいです。どうやら判断基準が違うそうですが、よく分かっていません。ま、気にしないでおきます。
 

アクセス数を増やす目的でブログを始めたわけではないですが、アクセス数が増えるとやる気が出ます!
一見さんであっても見て頂いている方には感謝です。継続して見て頂いている方には言葉にできないほど感謝しています。

上記のアクセス数は、少々古いですが色々なデータを見ると、個人ブログにしては悪くはなさそう。iMiのデータによると“7割以上のブログは1日の平均アクセス数が50以下”だそう。アクセス数は訪問者数でしょうか?まぁギリですね。
【参照データ】
iMiリサーチバンク(2008年5月):http://www.imi.ne.jp/blogs/research/2008/05/080521blog.html
インターネットコムと goo リサーチ(2006年7月頃):http://japan.internet.com/research/20060721/1.html

検索されるワードとしては、“経済法”“独禁法”、“裁判所事務官”、法律の各種論証、“ハックルベリーフィンの冒険”といったところが多いですね。
法律関係(【経済法論証っていうかまとめ】など)や書評関係(【読書日記】)は、自分なりに力を入れて書いているので、その辺りが人の目に触れてくれていると嬉しいですね。読んでもらっているかはわかりませんが(笑)

ブログを書いていてよかったのは、①少なからぬすばらしい出会いがあったこと、②日々の生活の刺激になること、③昔考えたことを振り返れること、④本を読んで感じたことや考えたことを振り返れるし、若干以前よりも内容が頭に残るようになったし、読み方も変わったことなどでしょうか。

現在は、毎日1記事以上上げるようにしています。
今のところ2か月以上続けられています。なるべく長くこの状態を続けていければ思ってます!

今後ともよろしくお願い致します。
テーマ:ひとりごと
ジャンル:日記

【読書日記】日本人へ リーダー篇
日本人へ リーダー篇
塩野七生(文藝春秋)

☆6つ
 どこの本屋でもベストセラー。自分なりに考えた売れる理由は以下で述べてみました。それが当たっているか分かりませんが、私にとってはとても価値のある本となりました。


この本では、塩野さんが独自の視点で、世界の時事ニュース(政治、外交など)について分析し、提言しています。
彼女はイタリア(ローマ帝国中心)を研究され、数多くの名著を残しておられる方です。
彼女の時事ニュースの分析にはそこで得られた知識などをフル動員しているので、その切り口は通常の評論家とは一味も二味も違います。
ちなみに、塩野さんは、私が日本人女性著名人で好きな人ベスト3の一人です(他は、櫻井よし子さんと緒方貞子さん)。

この本は2003年6月号から2006年9月号までの約3年分の月刊「文藝春秋」の巻頭言を時系列で集めたものです。
そのため、取り上げられている時事ニュースは、少しなつかしいものばかり。
それでも読む価値があると思うのは、上述したように、彼女の切り口が面白いから。

この本で塩野さんは、“評論の普遍性”について述べられているが、この本での評論には普遍性が備わっていると思う。だからこそ、今、読んでも面白いし、今のニュースに触れるときにも参考にできる。
この辺りが、ベストセラーとなっている所以ではないでしょうか?


グッと来た、もしくはハッとした文章をご紹介>
・「人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。多くの人は、見たいと思う現実しか見ていない」
>これは、ユリウス・カエサルの言葉。グッときます。今読んでいる「痴呆老人は何を見ているか」という本でも同じようなことが書いてあります。重要な言葉です。そういえば、「中国古典の言行録」にも“金を取るの時、人を見ず”という言葉が載っていましたが、これにも通ずるものがありそうです。

・アメリカ人は、自分たちの国に来て仕事をしたいと願っている他民族との共生には慣れていても、アメリカには行きたくなくあの国とは関係をもちたくないと思っている他民族との共生となると、…実績にとぼしい
>“イラク戦争を見ながら”という章に書いてあったもの。たしかにそうかもしれない。

・帰国のたびに私を絶望させるのは、日本のマスメディアにおける海外情報の貧しさである。
>NHKのBS1でやっている“アメリカ・ABCニュース「ナイトライン」”などを見た方が良いかも。

・大義などはないのだ。といって、新秩序をつくる力はもっていない。この現実を見極めれば、やれることは限られてくる。他の国が大義と言おうが日本だけは心中でせせら笑い、それでいながら冷徹に国益を考え、その線で行動することだけである。

・国外政治を担当する外務省・・・。かくも重要な任務を課されている

・この部下のやり方は、上司へのゴマすりではまったくない。若い警官の頭の中は、事件を知るや警視正の頭にすり変わったのだ。自分が彼ならば、次には何を知りたいと思うだろうか、と。

>こういう姿勢は重要ですね。

・「いかなる分野でも共通して必要とされる重要な能力が、一つある。それは想像力だ」
>byマキャベリ

・「分離して支配する」…(という)考え方を会得するにはわざわざローマ史を読む…必要もない。動物のドキュメンタリーでも見れば直ちに理解できる。
>この辺りも面白い。関係ありませんが、動物のドキュメンタリー番組大好き。特に捕食のシーン(笑)

・音楽の分野で…(絶対音感といった)絶対感覚が重要ならば、音楽以外の他の分野でもそれがモノを言うはずだ、と。
>ここが一番グッと来た。

・人間とは、勝った後でも二種に分れるからである。第一は、過去の誤りを冷徹に見極め、勝ったことで確実にした地位と権力を活用して、軌道修正に踏みきれる人。第二は、勝利は過去の誤りがなかったことの証しと思いこみ、これまでの軌道を、これまで以上の頑固さで突き進む人。
>自民党はどちらを行くのでしょうかねぇ?今回(2010年7月)の参院選で権力を確実にしたとはいえないけど。

・「武器をもたない予言者は、いかに正しいことを言おうが聴き容れてもらえないのが宿命だ」
>byマキャベリ。勘違いしちゃいかんよ!えせ予言者!

・そのうえキリスト教もイスラム教も、成果が出ない場合に実に適した“理論武装”までしている。神の教えに従わなかったから、と言うのがそれで、成果に結び付かなかった責任は、それを説いた神にではなく、説かれたのに実行を怠った人間のほうにあるというわけだ。私は共産主義には同意できないが、宗教はアヘンであると言ったマルクスには、同感しないでもない。
>この発言に同感の意を表します。特に妄信している人を見ると、宗教はアヘンだと感じる。もちろん、まともで尊敬できる人もたくさんいますが。

・一つ一つの能力では同時代の他の民族に比べれば劣っていても、すべてを総合し駆使していく力では断じて優れていたのだった。
>この辺りでは、ローマ人が繁栄した理由についての考察から、個人個人の能力の活用方法について述べられています。是非ご一読を。

・それは、日本人の法律に対する、妄信と言ってもよいくらいの過剰な信頼である。
>裁判官にもありそう。もしそうだとすると、第二次世界大戦前の形式的法治主義と変わらないのではないだろうか?と不安になる。最近の選挙報道・政治報道などを見ていてもすごく感じる。

・もはや情報の伝達速度で勝負する時代ではなくなった
>もちろんスピードも大事だけど、「情報の“読み”なり“解釈”なりで勝負」しなければならない。

・言いたかったことは…情報に接する時間を少し節約して、その分を考えることにあててはいかが、ということなのです。
>時には、テレビやツイッターから離れましょう。この辺りを深めたければ、「TVニュース 七つの大罪」(ニール・ポストマン)をおすすめします。

・フリーターは意欲に欠けるという人がいるが、社会的に認められることなくして、どうやって意欲的になれるだろう。私だって、読まれないとわかれば書く意欲も失せる。
 少子化が日本社会に及ぼす悪影響が、声を大にして叫ばれている。しかし、まだ生れていない「資源」について考えるより先に、すでに存在している「資源」の活用を考えるほうが現実的ではないか。

>この辺りはフリーターも政治家も読むと良いと思う。それでも、フリーターは意欲的になれる方法を自分自身で考えなければならない。助け船は期待せず、誰かが船を出してくれたときにちゃっかり乗らせてもらえば良い。

  *「歴史事実と歴史認識」(P237~)という章も面白いです!
   ネット右翼もネット左翼も、普通の人も読むと面白いと思います。

・運輸や情報通信技術の発展でどんなに地球が「小さく」なっても、「あっちは起きているこっちは寝ている」という状態だけは…変わりようがない。
>ここは2番目にグッと来た!投資家の人にはこの視点をちゃんと持つことが最低限必要そう。

・私は、デメリットはほうとうにデメリットなのか、とか、デメリットとされていることをメリットに変えるとかになると、以上に情熱を燃やす性質ときている。




テーマ:紹介したい本
ジャンル:本・雑誌

【高円寺】伝説のスタ丼屋
昨日、新司法試験のゼミ仲間と試験の打ち上げをしてきました!
試験が終わってからすでに2カ月が経ってますが、みんなの予定が合わなくて。
場所は高円寺。
そこが選ばれたのは、ゼミ員の一人が住んでるから。

みんなで近況報告や試験のことなどを話しつつお酒を飲んでました。
私以外でもう一人、裁判所事務官試験を受けているのですが、彼はⅠ種の方も受かっており、今度“集団討論”があるようです。
彼は、私と違い、教養も結構出来ていたそうな。

その日は、そのまま高円寺住まいの彼の家へ。
ほんで1泊し、高円寺住まいの彼と二人で昼食を食べに行きました。

行ったのは、
伝説のすた丼屋 高円寺店

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すた丼っていうのは東京では結構有名です。
特にガッつり食べたい野郎どもに。
私が初めて食べたのは、中央大学時代、野猿街道店でした。その時に“うまいっ!”と感じて以来、チャンスがあれば行っています。

今回注文したのは、“すた丼 600円”。一番オーソドックスです。これが食べたくて、この店に行くので、これ以外は注文することはないと思います。ボリュームも満点です!
友人が注文したのは、“すたみなカレー 650円”(すた丼とカレーが合わさったもの)。家の近くにある人は、色々楽しめて良いですね。でも、私はすた丼だけで十分です。

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すた丼は、豚肉と極旨の秘伝のソース+生たまごが絡まり合い、とってもおいしい!
豚肉は、北イタリア産ブランドのホエー豚らしいです。
極旨の秘伝のソースは、合わせ醤油にニンニクを溶かしこんだ秘伝のものらしいです。
このにんにくの効いた秘伝のソースを私の舌は時々欲します。

とっても元気がでます。夏にはもってこいだと思います。私は夏以外でもチャンスがあれば行きますがね。

男性客が多いけど、女性でも好きになる人も多いのではないでしょうか?!

是非、一度行って下され!!

ちなみに最近関西にも進出しているらしいです。

<店舗情報>
高円寺店(食べログ):http://r.tabelog.com/tokyo/A1319/A131904/13061562/
伝説のすた丼屋、名物のすた丼屋HP:http://www.antoworks.com/index2.html


野球と読書前日記
月曜日に草野球の練習試合をしてきました。

炎天下。
水分のほとんどない砂地のようなグランド。
そこそこの強風。

とコンディションは最悪でした。。。

キャッチャーの守備はまあまあ。
最終回に、ひっさびさにセカンドを守りました。
内野フライを一つ無難に処理。
もう一つファースト後方にポップフライが上がり、懸命にダッシュし、ダイビングキャッチを試みるも、ボールがグラブをはじきヒットにしてしまいました。
スタートが遅れたことに後悔。。。
でも、最後は643のダブルプレーを成功させて試合終了だったので、満足してます。

打つ方は3タコ
バットが振れません。。。
しかも意識していないのにボールの上を打ってしまいます。
来週公式戦なのでなんとかせねば。。。

こうして、いまいち活躍できませんでしたが、汗を流し、適度に日にも焼け、爽快な気分を味わうことができました☆


さて、最近は、もっぱら塩野七生さんの「日本人へ リーダー編」を読んでいます。(もう少ししたら終わるので、書評も近々。)

塩野さんの本は、これまで何冊か読んでいます。
どれもなかなか面白いです。
途中で読まなくなってしまいましたが、「ローマ人の物語」を大学時代に読んでおり、ゼミ面接の時に教授と塩野さんの話で盛り上がり、採用が決まるということもありました(ちなみに専攻は会社法(笑))
「マキアヴェッリ語録」も大好きな本です。

上記の本に塩野さんが原典第一主義(本を書く際には、原典に必ず当たるというもの)をとっているという記述があり、やっぱり塩野さんの本には間違いないと確信しました。

ということで、「わが友マキアヴェッリ」(三分冊)を読むことに決定!!
マキャベリについては、知っておいて損はないだろうとの判断。彼の人となりについては興味も相当あるんで。
草野球の帰りに行きつけの本屋「八重洲ブックセンター」に行ってきました。
3冊で1300円ほど。

もう少ししたら読もう。

ちなみに、八重洲ブックセンターの新書コーナーでは、上述の「日本人へ リーダー篇」「日本人へ 国家と歴史篇」ベストセラーとされてました。
国家と歴史篇も読まねば。。。







テーマ:野球全般
ジャンル:スポーツ

【読書日記】TVニュース 七つの大罪
TVニュース 七つの大罪―なぜ、見れば見るほど罠にはまるのか
ニール ポストマン(Neil Postman)著、 田口恵美子(翻訳) 、石川好(監修)

☆8つ
 勉強になります。テレビというメディアとどう付き合うべきか、テレビ局の思惑はなにか、を知りたい人にはおすすめ。流される大衆のままで良いという人には不要な本。


*いきなりですが問題です!
 以下の3つの文章の違いが分かりますか?

①佐藤さんは、身長170センチで、体重は90キロである。
②佐藤さんは、とても太っている。
③佐藤さんは、とても大食いだ。

 これが分からなかった人は、是非この本の139ページをご覧ください。特に②と③の違いを上手く説明できた人は、情報識別のセンスがあると思います。そういう人は、この本を読まなくても大丈夫かも。


 こないだに引き続きニール・ポストマンの本。くどいようですが、この本を読んだのもグーグル秘録を読んだのがきっかけです。(ちなみにグーグル秘録の書評はまだ。。。)
 
 今回の本も当たりでした。
 この本は、日本では平成7年(1995年)に発行されたものですが、現在のテレビを分析する際にも極めて有効だと思います。全然色あせていません。
 同じような番組ができる“仕組み”も解説しています。

 この本で問題とされていることを改善すれば良質なニュース番組ができる。一方、直さずにそのままやれば視聴者の目を引く低俗なニュースができる。

 朝ズバッやスーパーモーニングをはじめとするニュース(バラエティ?)を作っている人たちには是非読んで欲しい。
 (もしかしたら、読んだ上で視聴率を少しでも取るために、あえてポストマンが嘆くような手法を採用し続けているのかもしれませんが)

 自分の頭で考えようとする人、テレビ関係者、ラジオ関係者、新聞関係者、ジャーナリスト、広告代理店マン、ネット広告を手掛ける人などは一読されることをおすすめします。

 あと、法律を勉強している人も読むと良いと思います。法廷内のテレビ中継についても扱っており、著者独自の視点で、報道の自由・知る権利や、プライバシー権などの被告人の権利について言及していますので。

グッと来た、もしくはハッとした文章をご紹介>
・テレビはひたすら過剰に過剰にと、人間の思惑の外に向かって生き延びようとする

・新聞や書籍をあまり読まない人はテレビのニュース番組を見る用意ができていない。テレビを唯一の情報源とすることは危険なことだ

>最近新聞読んでないや(汗)


・番組のスポンサーは、あなたがどんな番組を見ているのかだけでなく、あなた自身に関するあらゆる情報を手に入れたいと思っている。なぜなら、あなたを知れば識るほど、商品を売りやすくなるのだから…
>これを進化させたのがグーグル。

・本来、ニュースはエンターテイメントではない。
・テレビはニュースさえもエンターテイメントの型にはめてしまう
・ジャーナリストが真のニュースを追及しても、しばしば経営者の判断が優先する。
・給料の出所によっては、見えるものさえも違ってくる。

・今ここで、何が重要なことなのかを決めようというわけではない。「ニュースとは何か」を考えるとき、自分だけでなく、自分を取り巻く他人のことも考えに入れなければならないと言いたいのだ。

・テレビをよく見る人ほど、自分たちの生活している地域が危険なところであると信じているという。

>この辺りは一番興味深かった。リクルートの江副さんの本にもここに通じることが書いてあった
コチラ参照

・リンカーン・ステフェンというジャーナリストは、一ヶ月間に大都市で起こるすべての犯罪について書くだけで、「犯罪の波」をいつでも作り出すことができることを証明した。逆に犯罪について書くことを止めることによって、この「犯罪の波」を止めることもできると。
>ここについては意識した方が良いと思う。南アフリカ(やアフリカの国々)が危険だと言われる際にもこのようなことはなかったか。もちろん本当に危険なこともあるだろう。とにかく、根拠がどこにあるかは常に意識しないといけない。

・医学を学んだことのない医者に行くことを想像してみてほしい。…誰だって拒否するだろう。だが、こうした演出は、テレビではごく普通に受け入れられる。
>この文脈では、ドラマとかを非難しているわけではない。アンカー(日本では“ニュースキャスター”とほぼ同義)のことを言っています。

・視聴者がニュース番組の導入部分を見ていたとしたら、きっとその後しばらくは、そのチャンネルを見ることになるだろう。なぜならば、番組はそのように出来ているからだ。
>すぐにチャンネルを変えられるという人は、テレビを使いこなせている人かもしれません!

・テレビが常に採りあげる三つの原則があるという。それは「目を惹く映像、攻撃性、そしてアラ探し」だ。
・ニュース番組は火事が好きである

>これを読んだ直後のニュース番組で火災のニュースを採り上げていたのでびっくりしました。

・テレビはヤラセが大好き

・忙しそうなスタッフも劇場効果

・国家予算の問題はテレビ化しにくい

・新聞であれば、ある特定のグループの関心ごとを掲載することによって、多少、売行きの足しになる。しかし、テレビで同じことをしたら、視聴者は減っていくばかりだ。

>ここはハッとした。ネットではどうなる?

・普通のコマーシャルは、清書の教えとは全く正反対のことを言っている。
・胃腸薬のコマーシャルは、過食を避けるようには教えてはいない。大食が問題ではないことがポイントなのだ。

>ここは相当グッときました。P166からは是非読んで欲しい。博報堂、電通、ADKの人は特に読んだ方が良いよ。

・視聴者はワケのわからないものに興味は持たない。つまり見ないのだ。

・「これが、今日一日のニュースでした」と言う。だが、これは視聴者を欺いた言葉だ。彼はこう言うべきなのだ。「これが私たち…が考えた今日一日の出来事でした」
>この言葉が、1番グッときた。ニュースの見方を変えてくれた一文。

・その映像が何を意味するかはコメントを待たなければならない。
>映像後の古舘伊知郎のコメントがあってもまともに聞いていませんが。彼はプロレス中継の実況(F1は見たことない)とトーキングブルースやってる頃が良かった。。。特に京都の浄土宗西山禅林寺派総本山永観堂の禅林寺で行われた『トーキングブルースVol.12~お経~』は最高だったのではなかろうか。


*ちなみに“七つの大罪”が何かは読んでみて下さい。P172を。



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ジャンル:本・雑誌

自転車行脚(浅草3/3)
一昨日の記事に続いて自転車行脚・浅草第3段。今回が最終回です。
今回は、浅草寺と浅草六区以外。

こちらは公園通り商店街
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夜だったらもっと良い雰囲気だったんだろうな~。

続きましては、かの有名な花やしき
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ろくでなしBLUESの対薬師寺戦で、おっかけっこなどが起こった場所。
初めて見た!!

花やしきの遊具
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花やしきの裏手にある唐ゼミ☆のテント劇場
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唐ゼミ☆は、劇作家・演出家である唐十郎さんが横浜国立大学の教授をやっている時のゼミ生を中心とした劇団らしい。
ちょうどこの時は、劇団唐ゼミ☆第17回公園「蛇姫様」の公演期間でした。
2010年7月19日までやっているそうです。
見て~

こちらは、五重塔通りにある木馬亭
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チケットが2000円と安い!
そそられる。

こちらは、言問通り沿いにある吉本興業の浅草花月
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中田カウス・ボタンなどそうそうたるメンバーの公演が毎週土日に行われている模様。

帰りに見えたアサヒビールの炎のオブジェと東京スカイツリー
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アサヒビールのビルは通称「う○ちビル」。こっちの呼び名の方が有名でしょうか?本当の名前は「アサヒビール吾妻橋ビル」というらしい。
この写真は吾妻橋交差点からのもの。名所が両方見えるのでなんかお得。

*おまけ
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帰りに家の近くで撮影部隊に遭遇。
小泉孝太郎さんがいました。
調べてみたところ、多分、テレビ朝日のドラマ「崖っぷちのエリー ~この世でいちばん大事な「カネ」の話」の撮影。
服装から判断するに、もう一人いたのは田中要次さんか?
そもそも違うドラマかもしれませんが。。。

ちなみに、小泉孝太郎さんの弟の小泉進次郎(自民党衆議院議員)とは高校3年時にニアミス。
夏の大会神奈川予選で、僕らが勝てば試合をするはずだった。負けたから試合はせず。
僕らが負けた試合の前に関学(六浦)が試合していて、当時首相になる前の小泉純一郎さんが応援に来ていました。at保土ヶ谷球場

テーマ:ちょっと、お出かけ
ジャンル:地域情報

おお、我が母校
金曜日に友人に誘われ、翌土曜日(本日)に我が母校の神奈川県立鎌倉高校の野球応援に行って参りました。

第92回全国高校野球選手権神奈川大会の第2回戦。
うちは、くじ引きでシードを引き当てたので、その日が1試合目でした。

相手は、横浜市立戸塚高校。会場は秦野球場。天気は晴れ。野球日和でした。

応援行ったのは、卒業して3年後の後輩の試合を見た記憶があるから、8年ぶり。
その間にユニホームも変わってしまいました・・・


会場に入ると、鎌高の父兄の方から、メガホンとお茶をもらいました。お茶ラッキー☆
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試合開始!
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野球見ていると、色々口を出したくなるね。
野球部時代の友人や、ひっさびさに会った先輩と色々野球談議をしつつ、充分に楽しませてもらいました。

下の写真は団旗。
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風のいたずらで文字は逆向き。。。


この写真の選手は、私のポジションの直属の後輩。よく頑張ってました。
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こういう風景ってなんか美しくないですか?
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あ、応援はこの4名だけではないです。

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応援団に女性がいたのは驚きでした!(この写真では分かりませんが)


結果は残念ながら。0-9で7回コールド負け。。。

戸塚高校のピッチャーがスゴイ良かった。鎌高の選手は各自悔いが残るかもしれないけど、結果が大事ではない。最後までやりきったことが大事なのです。

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選手やマネージャー、応援団、チア、父兄さんなどなどのみなさま、熱い中ほんとお疲れ様でした。
戸塚高校は甲子園に行って下さい!神奈川は大変だけど。

選手やマネージャーの泣いている姿がかなりジーンときました。
会場の外で応援団員の一人が泣いている姿は今回1番ジーンときました。
彼みたいな人がいる応援団に応援してもらった野球部は幸せだね。
明日からは受験勉強頑張って下さい!!

良いものを見させてもらいました。

テーマ:日記
ジャンル:日記

【読書日記】リクルートのDNA
リクルートのDNA―起業家精神とは何か
江副浩正(角川oneテーマ21)

☆6つ
 独立意欲がとってもそそられます。起業したい人、起業をしようか迷っている人は読んでみると良いかも。これを読んで、今、勤めている会社の経営者を分析するのも良いかも。


この本は、リクルート創業者である江副浩正さんによるもの。
1~3章までは江副さんが思う企業にとって、起業家にとって大事だと思うことが書いてあります。
含蓄ある言葉がつまっています。
もし法律家になって独立を考えた時には、もう一度この本を読み返すでしょう。(もう一冊は鳥飼弁護士の本を読むと思う)
そうでない限り、自分が独立することはない気がする。分からないけど。

4章以下はもっぱらリクルート創業時からの思い出話
“思い出話”と形容しましたが、これは悪い意味で言ったのではありません。
江副さんが体験したようなできごとを、自分も体験してみたくなります。
私は、この本を読んで起業してみたくなりました。“売り”がないんで今はできないが。

あと、この本を読んで、リクルートで働いている(働いていた)人がうらやましくなりました。
特に創業間近から働いている人。
とっても仕事が楽しそうだし、会社が社員(従業員)のことを考えてくれている感じがする。

父親を通じて、元リクルートで現在とある企業の社長をやっている方とお話を何度かしたことがありましたが、もう一度会ってリクルートの中の話を聞いてみたい。
この本では良い思い出話が多いので、大変だったこと・ダメだったことについての話をうかがいたい。

そうそう、江副さんはドラッカーの影響をかなり受けている模様。
もちろん鵜呑みにするんではなくて、リクルートなりに応用しています。
その辺の様子をうかがいたい人も読んでみると良いかも。

江副さんが富士通のスパコンを導入した際の動機も面白い(P207)。そこを見ると製品自体ももちろん大事だけど、それ以外のこともかなり大事だということを感じます。

グッと来た、もしくはハッとした文章をご紹介>
・自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ
>この言葉、相当グッときた。この本1番

・自分の意見を持たなければ、お客様の本当の声を聞き取ることはできない。
・(仕事と、読書や思索)を分けて考えることは難しい。なぜなら、人を読書や施策に駆り立てる源泉が、仕事そのものの中にあるからである。

>間違いないですね。問題意識がないと、いくら本を読んでも頭や心に響かない(ことが多い)。

・マナーの良くない人は、一時的に高い業績を上げることができてもあとが続かない。

・社内にしか人間関係を持とうとしない人がいる。そのような人たちが社員を動かして仕事をしていると、会社の成長は望めない。
>これを周りの人たちに言いふらして、人間関係をもってもらって、ちゃっかり自分が勉強してしまおう(笑)

・他社がまねをする商品をつくれ

・起業家は自分の考えは正しいから必ず成功するというところから出発するが、それが正しいかどうかを決めるのは顧客である。顧客と常に接して顧客の声を常に聞いていなければ、一時的には成功するが長続きしない。


・「表紙だよ。書店に来た人は最初に表紙を見る。僕は表紙に一番力を入れている。」

・できるようなやり方を考えて達成して欲しい

2番目にグッと来た。

・能力が高くても、達成動機の低い社員は採用しないことにした。
>就活生はチェックすべし!!

・いま思えば、私は雑誌や本を読み過ぎ、そこに書かれたことが近々来ると信じ過ぎていた。
>次に書評で書く「HOW TO WATCH TV NEWS」にも同じようなことが。。。

学歴と商売の関係というところの、高学歴(東大名誉教授)と低学歴(高卒)との話は面白い(P43)。が、続いて、勉強を軽視するような発言していることは気にくわない。「学歴は商売の邪魔やな」という発言を紹介し、「私も大学に籍はおいていたが、授業に出たのは数えていないが延べ一年に満たない」とも言ってしまっています。これは高学歴の人によくいる“俺はほかのガリ勉くんとは違うぜ!”と悪ぶる人がやってしまう発言。勉強は絶対に大事。ただ、全てではないし、勉強以外にも目を向けた方が良いというだけ。勉強せずして商品開発ができるか!!(もちろんできるものもたくさんある)
  ↓
ちなみにフォローするわけではありませんが、P72では知識とスキルを学び身につけることは必須である、とは言っています。



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自転車行脚(浅草2/3)
一昨日の記事に続いて自転車行脚・浅草第2段。
今回は浅草六区中心。

浅草六区は、1884年(明治17年)に一区から七区までに区画された際にできた区画です。
浅草寺の本堂に向かって左側に位置する区画。

下の写真は伝法院通り
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人力車がある風景ってなんか良い。
ちなみに雷門辺りの会話を小耳に挟んだところ、人力車を引く人の中には吉本のNSCの人がいるっぽい。
後で、研修を受けている人力車引き見習いさんを見かけました。色々覚えたり大変そう。。。

下の写真は、浅草公会堂のスターの広場のもの。
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新旧様々な芸能人の手形があります。美空ひばりさんとか。
ちなみに写真は、今回の自転車行脚のきっかけとなったビートたけしさんのもの
かなりの数の手形があったので、手間がかかりました。左から2つめのブロックの一番左の一番手前にありました。

伝法院通りからみた六区通り
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街頭に浅草にゆかりのあるスターの写真が飾られています。
ちなみに左上に小さく写るのは萩本欽一さん

こちらは寅さんこと渥美清さん。
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渥美清さんのキャリアは浅草からスタートしたそうです。
ちなみに私は寅さんをほとんど見たことない。印象に残っているのはブリジストンのCMくらい。

こちらはエノケンこと榎本健一さん。「日本の喜劇王」と呼ばれていたそうな。
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小学校低学年の頃、「知ってるつもり?!」という日テレの番組でエノケンさんの回を見て、エノケンさんが右足を切断したという話を聞き、夜眠れなくなったことを覚えています。

こちらは「予約済」となっています。
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「おいらが死んだら入れてくれ」みたいなことを言った人がいるそうな。
浅草ゆかりの超大物。今回の自転車行脚にいざなってくれた人。
そうですね、世界の北野武ことビートたけしさんです。
ちなみに死んでない人の写真も飾られています。哀川翔さん、なぎら健壱さん、浅香光代さんや上にも挙げたきんちゃんとか。

ここいらでちょいと一休憩。
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訪れたのは、伝法院通りから六区通りに入ってすぐ左手にある珈琲天国という喫茶店。

頼んだのは、プレーンホットドックセット 750円。飲み物はアイスコーヒー。
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おいしそうじゃありませんか?実際おいしかったです。
ソーセージは濃厚な味で、パンはサクサク
パンには「天国」の文字の焼印が押してあります。

ちなみにお土産として売っているペナントには「喫茶界のニルヴァーナ」の文字が!
私は、ニルヴァーナはロックバンドNirvanaのことかと思い、「喫茶界の革命児」の意味かと思っていました。
店員さんに聞いたところ「涅槃(ねはん)」の意味で使っているとのこと。涅槃(ねはん)といは、あらゆる煩悩(ぼんのう)から開放された究極の理想の悟りの世界をさすそうです。ということで、意味は「究極の理想の喫茶店」といったものでしょうか。

こちらはフランス座。正式名称は「浅草フランス座演芸場東洋館」。
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ビートたけしさんは、ここで深見千三郎さんに弟子入りし、芸人への第一歩を踏み出したそうです。
お客さんが並んでいます(写真右手)。

こちらは六芸神のブロンズ像。
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六区ブロードウエイ商店街の交番の横に置かれています。
この六体の小さな銅像は、それぞれ浅草にゆかりのある実在の人物をモデルにしているそうです。


ということで、また次回へ続く。
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【読書日記】Kitano par Kitano 北野武による「たけし」
夜中にたけしさんの本を読み終わったから、自転車行脚(浅草2/3)は明日以降にしよう。

Kitano par Kitano 北野武による「たけし」
(著)北野武,ミシェル・テマン (翻訳)松本百合子  早川書房

☆7つ
 “ココが良いっ!!”っていうように部分的に突出したところはないかもしれない。でも、全体的に“グ~ッと沈み込む”深い感じを受けました。読んでよかった。


この本は、かの有名なビートたけしが、フランス人ジャーナリストの質問に答えているもの。5年にわたる取材が行われたらしい。
たけしさんはおそらく照れ屋だから、日本人ジャーナリストが取材をしていたら、まともに答えなかったと思う。
フランス人ジャーナリストによる取材だったから、ここまで真面目に答えたんだと思う。買ってよかった。

話の内容は、栄光と挫折、家族、女、浅草、漫才、映画、メディア、バイク事故、講談社襲撃事件、政治、裏社会、支援、友達、日本の未来などなど多岐に渡ります。

武さんの意見については、個々の点では賛成しかねる点もありましたが、全てにおいて傾聴に値するものでした。
特に賛成しかねるのは、“結果的にはホンダに入らなくてよかったのかなって思ってる。みんながやってるように、普通に仕事するサラリーマンになるのは無理だったから”ってとこ。普通に仕事しないサラリーマンがどれほどいるか。自分が体験したものではないが、実際体験した人の側にいたり、色々な人の話を聞くと、この部分は特に賛成できない。ま、だからって、この本の価値に影響はしませんがね☆

この本を読んでも、たけしさんのように考えることはできないけど、知らない世界・感じ方を教えてくれたので、今後の自分の考え方に影響を与えそうです。
ちなみにこの本を読んでいる途中で浅草への自転車行脚を決めたんで、もう既に私の行動には影響を与えられました。

2つ前の記事で、“表紙の写真が良い”と書いたのですが、その写真が裏表紙にもついていて、しかもその写真が丁度右目の所から内側に折られています。その右目の冷たいこと。。。
そういうようになっているから、本を読んでいると裏表紙のたけしの冷たいまなざしがちらちら見えるのです。それが怖い
“俺の言葉をお前は理解できてるか?”って言われているみたい。

メディア(テレビ中心)についての話は、ちょうどニールポストマンの「子どもはもういない」とか「HOW TO WATCH TV NEWS 邦題:TVニュース 七つの大罪―なぜ、見れば見るほど罠にはまるのか」を読んでいたこともあってか、非常に面白く感じました。
政治については、もっと「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日)で発言してくれれば良いのにとか思ったり。でもあの番組では、ふとつぶやく感じの方が良いのかもとも思ったり。
映画についての考え方、美意識についてのところもかなり面白かった。私は北野武監督の映画を全て見たわけではないので、ここに書いてあることを忘れた時くらいに全部見たいと思います。あと、この本で武が“面白かった”と言っていた他の監督の作品も観ようと思いました。
ショービジネスについての考え方も相当良い。特に130ページのところ。

ビートたけし、北野武に興味がある人は、かなり楽しめると思います。

グッと来た、もしくはハッとした文章をご紹介>
・芸っていうより、彼らの軽快な動作に感動したんだ。怪しいって事は知っていたけど、そんなことはどうでもよかったし、驚かせて楽しませてくれれば他のことはどうでもよかった。

・お客の腹をよじらせるような、ほんとにおかしいネタだけが良いネタなんだってことも。

・そこまで育ててくれた師匠に敬意を表すのが当然だからね

>自分にはお世話になった人はたくさんいるけど、師匠はいないな。ココを読んで、今後現れればいいなって思った。

・あいつら(たけし軍団)がそばにいるとさ、自分の良い部分をみせようとするもの
>“先輩後輩”みたいなものは必要かもしれないと感じた。後輩の前では良いカッコをしようとするもの。小学生でも中学生でも。こういうことを通して、大人になっていったり、自分を成長させようって思ったりするのかもしれない。

・そもそも俺、働いてるって感じたことがないんだよね。楽しんでるって感覚だから
>こういう人が一番強い。身近な人だと自分の親父からはそう感じてる。尊敬するし、憧れるし、うらやましいと思う。

・映画って言うのは人を日常の時間から切り離してくれる
>映画もそうなんですが、自分にとっては本がそういうものなのかもしれない。しかも、現実をそれまでと違うもの見(魅)せてくれたり、現実をより輝かせてくれたりする。

・どんなことであれ、自分が取りかかってることには迅速さと効率、それに現実的な結果がほしいんだ
>自分は今まで結果をあまり求めてこなかった。これからは求めても良いかもなってこの辺りを読んでて思いました。

・暴力っていうのは、色んな側面を持っているから。…不意に容赦なく襲いかかってくることもある。…計画報道みたいなイラクの戦争の被害とは、まったく違うものだよね
>ココは映画の話のときのものなのですが、この考えはたけしさんの小学生・中学生での体験や浅草での師匠深見千三郎さんの出来事から体感したもののような気がする。

・真っ先に興行的ない収益を考えるような映画は撮りたくないね。そうなったら、絶対ふつうの監督になっちゃうからさ
>ふつうの監督は、北野武監督とは、映画との関係が違うんでしょうな。始めからそう思ってたかどうかは別として。

・観客はそれぞれ、自分が見たままに映画を解釈する完全な自由を持っている
>「思考の整理学」に書いてあった“・諸説紛々の解釈のある文章や詩歌の意味はその諸説の一つではなくて、所説のすべてを含んだものなのではないか”ってのを思い出した。

・日本人はもっと個人個人が自分で判断する感覚ってのを磨いて行かないとだめだと思うんだ。もっと自分自身で考えなきゃ。
>“誰かが言っているから良い”ってのはダメね。“誰かが言っていたけど、自分も~~と思うから良い”ってように少なくともならねばね。

・俺のすべての絵、デッサン、みじめったらしいものに至るまで、すべて集めてほしいって頼んだの。…俺が本当はどんなやつかって知ってもらえるはずだし。だってヨーロッパの人たちって、俺のこと、買いかぶりすぎなんだもん。
>これは“照れ”かと。“もっと知って欲しい。もっと理解して欲しい”って気持ちが出てる気がする。

・好意って、みんなにとって同じ価値があるわけじゃないんだよね

・死には興味があるよ。死ぬっていうことそのものじゃなくて、往生する瞬間でもなくて、死が意味することに興味がある。
>この辺の件(くだり)は池波正太郎さんに通じるものがある気がする。


*この本の最後の1文がなんか良い。色んな事について色んな意見を言った後に、意識的にこういう終わり方をしたんだろうなって感じ(本当にそうかは知りませんが…)。これは載せるわけにはいかないんで、是非とも実際に読了する際に味わって下さい。



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自転車行脚(浅草1/3)
昨日買ったビートたけしさんの本を昨日の夜と朝方に読んでいました。
するとそこに

>東京の下町、浅草を案内するよ。…六区に連れて行きたいな。あそこには、見える部分にも隠された部分にも、ほんものの東京があるからね。

という一節がありました。

たけしさんに案内してもらうツテはないので、“こりゃ自分で行くしかないだろう!!”ということで、天気の良かった今日、早速自転車にまたがって、浅草へ出発しました☆

自分は、かつて大学生の頃に1回だけ行ったことがありました。しかも夜だったので、浅草寺もお土産屋にも行かず、永井荷風が通ったという洋食屋でシチューを食べただけでした。
ということで雷門~浅草寺も歩きたかったけど、
今回の主な目的は、雷門~浅草寺以外の浅草を見ること(“以外”の部分については明日以降)。
たけしさんの本にも書いてありますが、浅草は、歴史が古く、また、喜劇、漫才、ストリップ、ヤクザ、酒処などがキーワードとなる、妖しくも魅力溢れる街なのだそう。
もちろん、ツテもお金もない自分は、なかなか劇場に足を運んだり、近所の人が集まりそうな居酒屋やバーにフラッと入ることができないので、見るだけですが。


自転車をこぐこと約45分。
目的地浅草に到着!!

まずは雷門のお出迎え
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まずは浅草寺へ行って、地元の神様仏様にあいさつせねばいかんだろう、
ということで、お土産やおやつなどが数多く売られている仲見世通りを歩きました。
とにかく外人さんがいっぱい!!
アジア人、黒人、白人がそこら中に。いろんな言葉が飛び交っていました。

そして、浅草寺へ!
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宝蔵門をまずくぐります。

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線香の煙を頭や胸や足へかける。
「頭がちゃんと働きますように」などと願いを込めて。
この写真のお父さんがなんか下町浅草っぽくないですか?!

手水舎(ちょうずや・てみずや)で手や口を清め、本堂でお参り。
もちろん、一番初めに祈ったのは“世界平和”(笑)

さて、せっかくお寺に来たんで、おみくじをやることに。
そのおみくじは、御神籤箱(おみくじばこ)の中から細い棒を取り出し、そこに書いてある漢数字の番号の引き出しの中に入っているくじを引くタイプ。
自分の前の白人さんグループは、漢数字が読めない模様。
漢数字が書かれた棒を掲げ、必死に棚の漢数字と照合していました。
そこで、心のやさしい私は、彼らの手助けをすることに。
“フィフティートゥー”“ディス”みたいなカタコトというのもオコガマシイ英語で彼らを補助。
こんなことをやったのは、彼らのグループにかわいい女性がいたということや、さっさと自分が引きたかったことが理由ではありません。
純粋に心がやさしいからです(笑)

して、私の番に。
カラッカラッと箱を振って、棒に書いてあった引き出しの中のくじを取りだしました。

すると、大吉!!

先程の、純粋な心による外人さんたちへのフォローを神様仏様は見ていてくれたのか、本当にひっさびさの大吉です!

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古いことが改められ、名実ともに幸運が与えられるでしょう。
願望:叶うでしょう

など、どこを見ても良いことしか書いてない☆

世界平和もそうですが、試験の方も頼みますねっ(笑)

ちなみに浅草寺のおみくじで大吉が出る確率は17%だそうです。
参照:*SHIHO Talkin'*http://blog.livedoor.jp/shihohirasawa/archives/51051564.html


ということで明日に続く。
*追記:多分明後日
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【読書前日記】最近買った本
週末バタバタと遊び呆けていて、寝不足で頭がぼーっとしております。
今日は本を読みながら早く寝よう。

して、ふら~っと立ち寄った本屋で面白そうな本を2冊購入。
読んだまま書評を書いていない本もたまっているし、並行して読んでいる本も数冊あるのに。。。
でも、“思った時がきっとふさわしい時”とブルーハーツが言っていたんで(「泣かないで恋人よ」)、これでいいのだ!

「Kitano par Kitano 北野武による「たけし」」
(著)北野武,ミシェル・テマン (翻訳)松本百合子  早川書房
「「痴呆老人」は何を見ているか」
(著)大井玄

①はビートたけしが、フランス人ジャーナリストの質問に答えているもの。5年にわたる取材が行われたらしい。

本の帯の

「好きなだけ質問していいよ」
最高級のワインを片手に、北野武は言った。
栄光と挫折、家族、女、映画、メディア、政治、裏社会、そして日本の未来について。
フランスの敏腕ジャーナリストの鋭い質問に「世界のキタノ」がすべてを「告白」する。


というのを見て購入を即決しました。
たけしのことだから、外国人相手なら変な照れとかもなく、真剣に上記のことについて答えてそうなので、読むのが楽しみです。

初版発行が2010年7月15日となっているんで、ほんと出たばっかなのですね。ちょうど良い時に本屋に行きました。左目を左手で隠している本の表紙の写真もカッコよくないですか??(下のリンク参照)

②は題名を見て、面白そうだと思ったもの。
最近、あまりそそられる新書がなかったのですが、久々にそそられました。
痴呆老人(今では認知症)が「何を見ているか?」とっても興味があります。ボケはあるんでしょうが、その一瞬一瞬は何を考えているんだろう。




テーマ:紹介したい本
ジャンル:本・雑誌

【横浜】ゴル麺
一昨日、昨日、今日とロー時代の同級生で人生の大先輩が住む横浜に行ってきました!
1泊の予定が2泊することに。

その彼がおすすめするラーメン屋に行ってきました!

その名も“ゴル麺

ゴールデンラーメンの略称らしいです。
しかも、地元藤沢の有名なラーメン屋“松壱屋”の系統らしいです。
メニューは、先輩お勧めのつけ麺をはじめ、家系のラーメン、博多系(誰も食べてないので不明?)のラーメンもあります。

私が食べたのはつけ麺。

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魚介系のスープが超太面に絡み合ってとてもおいしかった。
味玉もとてもおいしかったです。

食べログリンク
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1401/A140101/14035803/

エクササイズ8
先日走ったのですが、その日にふと「筋トレがメインじゃないから、ジム行かなくて良いかも」と思い、家の周辺を走ることにしました。

心拍計もあるし、だいたいどのくらい走れるかも把握したし。
筋トレがしたくなったら、またジムに行けば良いし。

ということで、その日は、

ジョギング 約8キロ 1時間10分ほど
ウォーキング(ダウン) 約2キロ 30分ほど

というメニューでした。
距離はマピオンで測りました。

そうそう、いまいち使い方が分からなかった、心拍計の使い方が走っている最中に判明!

ちなみに心拍計はこれ↓

時計部分の表示をどう変えるのかが分からなかったんです。
胸ベルトに時計をくっつけると表示が変わる!(時計→ストップウォッチ→心拍計ってな感じで。)
それまでは、一つしかないボタンを長く押すことなどを試してみたけど、全然ダメだった。
兄貴に聞くと「忘れた」というし、取扱説明書もないし、ポラールというメーカーのホームページにも使い方載ってなかったし。

POLARのFS3c使っている人で表示の変え方を忘れた方は、胸ベルトに近付けてみて下さい☆

テーマ:健康管理
ジャンル:ヘルス・ダイエット

【読書日記】子どもはもういない
子どもはもういない 教育と文化への警告
ニール・ポストマン(著) 小柴一(訳) 新樹社

☆8
 いろいろなことを考えさせてもらった。答えが出たわけでもないし、考えること自体が良いことかどうかも分からないが、とっても楽しい時間を過ごさせてもらった。この本を読んで、インターネット技術が発達した現代について考えると相当面白いと思います。

*以下、とっても長くなっていますが、面白かったので“つい”って感じです(笑)
 楽しんで頂ければ幸いです☆


著者のニール・ポストマンさんは、メディア・エコロジーを専攻するニューヨーク大学の元教授。すでに故人です。
この本を読んだきっかけは、「グーグル秘録」って本で、ニール・ポストマンが数多くの重要な著書を残したと書いてあったから。

この本の要約は、『子どもはもういない-教育と文化への警告』という記事がとても上手くまとめられていますので、そちらをご参考下さい。以下、10行ちょっと引用。
>ポストマンは、印刷術の登場とともに、近代という時代が始まったという。フィリップ・アリエスが明らかにしたように、中世には、子どもと大人の区別がなかった(子ども期という特有の見方は存在しなかった)。しかし、印刷によって、書物が一般の人々の手に届くようになり、そこで大人になるためには、読み書きの能力が求められるようになった。このようにして、子ども期は誕生し、発見されたのである。ところが、20世紀に入り、映像というメディアが登場することにより、子ども期は危機を迎えることになった。すなわち、テレビに代表される映像メディアには、秘密を暴くという性質が自ずから備わっており、また感情と感覚に訴えてくるテレビを観るためには特別の技術は必要ではないからである。3歳の子どもであっても、テレビのメッセージを受けとることは可能である。8歳になれば、テレビのメッセージをほとんど大人と同じように受けとめることができる。


“中世ヨーロッパには子どもがいなかった”という考え方があるってこと自体を知れたことだけでも良いことです。新たな視点は、自分の視野を広くします(そんな気がする)。

実際に「子どもがいなかったか」「子ども期が消滅したか」についてはどっちでも良いです。
教育学者でもないし、結局は「で、どうするの?」っていうことの方が大事な気がするし。
(ちなみに、個人的には、子ども期が消滅したとは思えていません。)

ただ、著者の指摘は、考える価値の高いものだと思います。
これをきっかけに、現代について色々考えてみると良いと思います。

私は、現代は「子ども期が消滅して、子どもが大人化した」というよりは、「大人が子供化した」という方が近いような気がします。
とは言っても、この本を読んでいる最中にウンウン考えた程度なんで、この考えを変えることは厭いません。

大人だけが持つ秘密がなくなった”というようなことを言っていますが、これはかなり頷けます。
テレビだけの影響ではなく、インターネットを使えばあらゆるものを調べることができる。
それは子どもにも分かるようにやさしく書かれたものから、専門的に書かれたものまで。真偽は不明だが、「真」のものも圧倒的に多い。(これを見分ける目があるかどうかが、大人と子供の境界線かも。ただ、これは年齢の積み重ねによるものでもないが。)

今、8歳の子供が母親に
「赤ちゃんって、どのようにできるの?」
と聞かれたとして、
「こうのとりさんが運んで来るのよ」
と答えたとします。
子どもが家のパソコンをカタカタ打って、本当の赤ちゃんの作られ方を簡単に調べることができます。

こういう類のことだけでなく、専門知識についてもかなりのものについてパソコンですぐに調べられますね。(もちろんどの程度理解できるかは明らかではありませんが、先程も述べたようにこれは大人でも同じです。)

ちなみに、とある専門家は、分からないことがあるととりあえずウィキペディアから調べると言ってました。

さて、現代において、大人と子どもの境界・分かれ目は何でしょうか?
自分なりに考えたところ、情報を峻別できる能力かと思いました。
テレビもネットも様々な情報に溢れています。その質は、まさに玉石混合です。
ポストマン教授が言うように、子どもであってもそこそこの年齢(12歳くらい?)になれば、テレビが言う意味はある程度分かるようになります。
しかし、様々な経験や知識、思考方法が身についていなければ、情報の峻別は難しいのではないでしょうか。
テレビで有識者と言われる人であっても(そもそも彼らが有識者であるかどうかすら疑わしいが)、間違ったことをよく言っています。そういう人の意見をウノミにすることは危険なのです。こないだ、いつもテレビで偉そうなことを言っているジャーナリストが法律問題について完全な間違いを言っていました。私は、ごく一部の法律問題についてくらいしか正誤の判断できませんが、あれは完全に“誤”でした。
ある意見を聞いたときに、その意見の根拠はあるのか?その根拠は正しいのか?反対意見はないのか?などと思いを巡らせることができるだけで十分だと思います。これができる人が大人かと。
たとえば、地球温暖化とかいう問題については、現代は寒冷化に向かっているといっている科学者(東京工業大学教授)もいることは知っておいた方が良いと思います。どっちが合っているかは置いといて。

この情報を峻別できる能力というのは、年齢が積み重なれば備わるものでもないし、偏差値が高ければ備わるものでもないし、一流会社にいれば備わるものでもない。現に前出のジャーナリストは、この能力の有無から見ると“子ども”ということになってしまいそうです(笑)


グッと来た、もしくはハッとした文章をご紹介>
・子どもは、私たちが目にすることのない未来の時代へ、私たちが送る生きたメッセージである

・私たちの意識の構造はコミュニケーションの構造に対応して新しいかたちをとる

・技術の影響はつねに予測できない

・子どもに名をつけるという簡単なことさえ、子どもたちの新しい地位に反映して、変化を遂げた。中世には、兄弟や姉妹におなじ名前をつけるのは、めずらしいことではんかった。

・1761年に行われた裁判では、アン・マーティンが…子どもたちの目をくりぬいたかどで有罪を宣告されている。…他人の財産を破壊したことが犯罪行為とされたらしい。

>そのときのヨーロッパの子どもは、現在の日本の動物と同じ扱い。

・電信は…運輸とコミュニケーションの結合を破壊した

・言語は、経験についての抽象であるが、画像は、経験の具体的表現である

・少しは例外もあるが、テレビに出ている大人は、仕事を真面目にやらず…、なんらの見通しも真剣な計画ももたず、話題も広くなく、どんなことがあろうと、8歳の子どもがわからないようなことは持ち出さない

・私が言いたいのは、テレビに非常によく出てくる大人の典型は子どもの典型だということである





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ジャンル:本・雑誌

非嫡出子の相続分について考えた
ヤフーニュースより。

>結婚していない男女の間に生まれた「非嫡出子」の遺産相続分を嫡出子の半分とした民法の規定は、憲法に違反するかが争点となった裁判で、最高裁第3小法廷(那須弘平裁判長)は7日付で、審理を大法廷(裁判長・竹崎博允長官)に回付した。規定を合憲とした最高裁判例が見直される可能性も出てきた。

法律を勉強している人なら誰でも知っている問題。
法律を勉強していない人でも、結構認知度が高いですね。

これに関しては、人によって様々な意見があると思います。
それは良いことだと思います。

私自信は、平等にすべきだろうと思います。

私が見た時のヤフーニュースのコメント欄の上位5つのうち3つをピックアップ!
>見直すと家族崩壊につながる
>正妻の立つ瀬がない
>日本人の貞操観念はどこへ行ってしまったんだ

これらはもちろん尊重に値します。
が、私は首をかしげます。

相続分を平等にすることが、現状のままよりも家族崩壊になぜつながるといえるのか?
そもそも外で子どもを作るような人の家庭はすでに崩壊、または崩壊しつつあるのではないでしょうか。
多分、非嫡出子の相続分以外の問題の方が影響は大きそうです。

正妻の立つ瀬がない?
これは相続の時よりも、夫が外で子どもを作っていることが知人に知られてしまった時に問題になることでは?

日本人の貞操観念って何?
昔も一生夫婦以外の人とは性交渉しない人はいたんでしょう。現在もこれからもそういう人もいるはずです。
一方、浮気をする人も昔も現在もこれからも変わらずいるでしょう。
昔の日本って夜這いがあったり、お祭りの後に乱交(「歌垣」)みたいのもあったというし。光源氏も好き放題(笑)
これについても、多分、非嫡出子の相続分以外の問題の方が影響は大きそうです。


生まれてくる子どもには責任がないと思います。
子どもは、非嫡出子というだけで、様々なところで十分責めは受けているだろうし(学校でのイジメなど)。
また、非嫡出子を生んだ母親には相続分がないから、法律婚を尊重していないとまではいえないと思います。
こう考えていくと、私は、相続分は平等にして良いと思います。

とりあえず現時点ではこのように考えています。

ちなみにトップファイブのもう一つ
>生まれてくる子には罪はないが、微妙な問題。
という意見には納得です。


*ヤフーニュースのコメント欄について
 私、最近ひまな時間があるもんで、ちょこちょこのぞいているんですが、「偏り過ぎてないかい?」と思います。自分はどちらかというと保守的なので、うなずけるものも多いのですが、「私はそう思う」と「私はそう思わない」の比率や上位に来るコメントを見ると、日本の世論を反映しているとは到底思えない。そういう風になると、まともな人は、コメント欄を信用しないばかりか、上位に来ているものの内容についても無駄に嫌悪感を抱くことになってしまうおそれまであるように感じます。なんとかならんものかね~


非嫡出子相続格差で大法廷回付=民法規定「合憲」見直しも―最高裁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100709-00000099-jij-soci

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【映画】仁義なき戦い 5作品
仁義なき戦い
監督:深作欣二 出演:菅原文太、松方弘樹、金子信雄、田中邦衛、渡瀬恒彦、川谷拓三、伊吹吾郎、山城新伍、千葉真一、宍戸錠、北大路欣也、梅宮辰夫、 丹波哲郎、黒沢年男

☆8つ
 2日間でオリジナル5作を全部見た。1日目はその日に借りた「ミンボーの女」と1作目だけ見て、2日目にそれらを返して残り4作を一気に。鉄は熱い内に打った方が良いかなと思って。「仁義なき戦い」が名作と言われる理由がちょっとは分かったような気がします。

オリジナル5作とは、
仁義なき戦い(1973年)
仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年)
仁義なき戦い 代理戦争(1973年)
仁義なき戦い 頂上作戦(1974年)
仁義なき戦い 完結篇(1974年)

仁義なき戦いの詳細は、ウィキペディアを見られると良いと思います。

私が観た感想としては、1作目はまぁまぁかな~ってな感じだったのですが、2作目以降はどんどんハマって行き、それ以降は抜けられなくなりました。
後から振り返ると1作目も良かったような気がします。

ストーリーもヤクザ独特の世界、上下関係、横のつながり、信頼と裏切り、男と女などを深く描いているため面白いのですが、それよりも個々のキャラクターに強く惹かれました。

一番好きなキャラクターは、2作目の「広島死闘篇」の千葉真一演じる大友勝利
「おぉ!」「のぉ!」と口を尖らせて吐くセリフはたまらない。普段のダルそうな動きと、イザという時のキレキレの動きのギャップも相当良い!
後から調べてみると、このキャラクターはかなり人気がある様子。それは分かる。破天荒さがとっても魅力的なのです。
ただ、友達には絶対なりたくない。怖すぎる。何考えているか分からない。
ちなみに、5作目の大友勝利は宍戸錠が演じています。多分、千葉真一の大友のイメージを崩さないように、宍戸錠が年を取った大友を上手く演じているように思えました。

他にも、
金子信雄演じる山守義雄もイイ!金子さんは相当有名な俳優さんだったようですね。自分は知りませんでした。コズルイ山守を見事に演じています。独特の高い声がキャラととても合っています。

松方弘樹は、1・4・5作目と3作に登場し、3回射殺されます(笑)このように仁義なき戦いでは、前の作品で死んだりした人が後の作品でシレ~っと他の役で登場します(渡瀬恒彦、川谷拓三、伊吹吾郎など)。松方弘樹の役はどれも魅力的なのですが、1作目の坂井鉄也が一番好きです。坂井が組長の山守に反目するシーンなどがカッコイイ。

田中邦衛演じる槙原政吉については、不謹慎ながら「早く死ね!」って願ってしまう(笑)

あと、小林旭演じる武田明は文句なくカッコイイ。なんというか、これぞボス・リーダー・男って感じ。小林旭ってこんなカッコイイ俳優さんだったんだと初めて気付きました。失礼ですが、私の知っている姿からは想像できなかった。2番目に好きなキャラクターです。

菅原文太演じる主人公の広能昌三なんですが、彼については5作目の後半が一番好き。北大路欣也が演じる松村保が松山にあいさつしに来た時の対応とか、松村の襲名式の際の武田とのやり取りとか。4作目の留置場(?)での武田とのやり取りも良かったな~。

この仁義なき戦いには、名だたる俳優が相当数出ています。みんな若いです。自分は彼らの若い姿を知らなかったのでとても新鮮でした。
今と昔の変わりようを見るだけでも楽しいかもしれません。
女優さんは知らない人だらけだったのですが、めちゃくちゃきれいな人が結構出てくる。しかも色気も相当☆

今の俳優陣で、「仁義なき戦い」を取り直したら、どうなるだろうか?
北野武監督が「アウトレイジ」で“仁義なき戦いの真似をしないという意味で影響を受けた”みたいなコメントをしていましたが、「アウトレイジ」を観るのが楽しみになってきました。

とりあえず、「憚りながら」を読んで以降のヤクザ熱はとりあえず一段落しました☆
明日から「おぉぅ!」「のぉぅ!」「こんな」「こまい」などの影響を受けた言葉やミーハー広島弁が出ないか心配(笑)




テーマ:映画レビュー
ジャンル:映画

【映画】ミンボーの女
ミンボーの女
監督:伊丹十三、出演:宮本信子、大地康雄、村田雄浩ほか

☆6つ
 伊丹作品としてはマルサの女とかの方が面白い。が、これはこれで面白い。大地康雄さんが懐かしかった(調べてみたら、今でも結構色々な作品に出ているのね)

こないだ、元後藤組組長の後藤忠政さんが書いた「憚りながら」を読んだ関係で、この映画を観てみました。(「憚りながら」についてはコチラ
この映画が伊丹十三襲撃事件のきっかけとなったと言われているが、やっぱりダメですね。
ヤクザを茶化している面はあるものの、芸術作品はデフォルメ(特徴を誇張・強調)するもんだし。

ヤクザ映画では「仁義なき戦い」といった、人間心理や任侠道について描くものや実際の事件に基づいたものもあるんで、後は「ヤクザ」「極道」「暴力団」についてどのように判断するかは見る側の自由。
それを暴力で押さえつけるなら、一般市民の反感を買うことになるのは必至。

この「ミンボーの女」は、作品としてはコメディーと捉えていいかもしれません。
こんなヤクザはいないでしょ、って思います。交渉の仕方などが露骨すぎる。
ヤクザ映画としてはいまいちのような気もしますが、娯楽映画としてはなかなか面白いです。



テーマ:映画レビュー
ジャンル:映画

【読書日記】思考の整理学
思考の整理学
         外山滋比古 (ちくま文庫)

☆7つ
 東大京大で売れていたという理由は分かります。本筋とはちょっとはずれる参考例みたいのも面白かったです。


 最近読み終わった本がたまっていたので、またちょこちょこ書評を書こうと思います。

 今回の本は、外山滋比古(とやましげひこ)さんの思考の整理学。

 >人間にはグライダー能力と飛行機能力がとがある。受動的に知識を得るのが前者、自分で物事を発明・発見するのが後者なのだそう。現実には、グライダ―能力が圧倒的で、飛行機能力はまるでなし、という“優秀な”人間がたくさんいることもたしか

 これ読んだ東大生・京大生は自分のことを言われてそうでイラッとしそう(笑)
 でも、この本を読んだ人は大丈夫でしょう(たぶん)。
 自分で考える能力というのは、なかなか身につけることができませんが、とにかくまずは意識することから始めないと仕方がありません。
 (ちなみにグライダー能力も必要だと著者は言っています)

 著者の外山さんが一番大事だと考えていると思われる思考方法は、一度忘れる!というもの。忘れるというか寝かせて発酵させるイメージ。長いものだと数十年。
 ただ、これは学者用な気がする。期限が間近に迫っている人にとっては不向き(もちろん急ではないことについては学者以外でも使えそうだが)。しか~し、ご安心を。そのときは、机をはなれてお茶を飲みに出たりしてみる。「場所を変えると、気分も変わる」。これでも十分効果あり。一度試してみてはいかがでしょう?

 あと外山さんは、朝方を推奨しています。思考するときは夜よりも朝の方が良いんだと。でも、自分は夜の考えられる気がする。向き不向きがあるのだろうか。自分はこの本を読んでもここは変える気なし。

 この本は、完ぺきな思考方法を教えてくれるわけではありませんが、考え方のヒントを提示してくれるように思います。

グッと来た、もしくはハッとした文章をご紹介>
・詰め込み(教育)がいけないのではない。意欲をそぐ詰め込みが悪いのである。勉強したい気持ちがつよければ、いくらでも知識を歓迎し、いくらでも詰め込んでもらいたいと願うであろう。

・諸説紛々の解釈のある文章や詩歌の意味はその諸説の一つではなくて、諸説のすべてを含んだものなのではないか
>これは、外山さんが思考のヒントとした批評家の言葉です。この言葉、グッときた

・「一人では多すぎる、ひとりでは、すべてを奪ってしまう」
>この言葉は女流作家が一人の恋人にはまってしまって、秩序を乱してしまうことを表現したものです。外山さんはこれは着想・思考についても、ほぼ同じことがいえると言っています。たしかにそんな気がします。

・すぐに記録しておかないと、強記した内容が消えてしまう。
>書評もすぐに書かないと、何を思ったか忘れてしまうよ。。。

・頭の中で考えているだけではうまくまとまらないことが、書いてみると、はっきりしてくる。書きなおすとさらに純化する。人に話してみるのもよい。
>そのために私はブログを使っています。

・友には、ほめてくれる人を選ばなくてはいけないが、これがなかなか難しい。人間は、ほめるよりもけない方がうまくできている。いわゆる頭のいい人ほど欠点を見つけるのがうまく、長所を発見するのがへたなようである。
>お世話になった教授に伝えて見よう(笑)ちなみに偏差値の高い人はこの傾向がとっても強い気がする。どこかに屈折した劣等感や恐怖心があるのだろうかと思うくらい。
 なお、ほめること、ほめられることの重要性はこの文章の周辺に書いてありますので、読んでみて下さい。カーネギーも同じようなことを言ってますね。

気心が知れていて、しかも、なるべく縁のうすいことをしている人が集まって、現実離れした話をすると、触媒作用による発見が期待できる。セレンディピティの着想も可能になる。
>旧友は大事ですね。

*後半に書かれていることについては、短くまとめづらいので、ここには書いていません。しかし、そこにはもっと具体的な思考方法について書いてあるんで、興味のある方は是非ご一読を。





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【読書日記】憚りながら
参院選前ということで予定を変更し、本日挙げる予定だった書評は明日へ回し、こちらの本をご紹介。

憚りながら
  元後藤組組長 後藤忠政 得度名・忠叡(ちゅうえい)

☆7つ
 “この人にしか書けない”という本は本当に貴重。
 この本は元後藤組組長にしか書けない内容がてんこ盛り。

この本は、かなり面白いです。
ただ、取扱注意です。私のような凡人・一般人には刺激が強すぎる側面があります。
特に未成年は、親の監視の下で読むようにしましょう(笑)

この本の著者は、元山口組後藤組組長です。その彼が自らの生い立ちや数々の有名事件の現場の裏事情や自分の半生を振り返って思うところを述べています。

取り上げられている事件は、創価学会とのこと、山一抗争、糸山英太郎襲撃事件、朝日新聞「虱の会」(しらみのかい)事件、伊丹十三襲撃事件などなど。
現代の政治家や財界人への苦言も傾聴に値するでしょう。
司法試験を受けるなど法律の勉強している人に馴染みの事件も数多く出てきます。平和相銀の事件、国際興業事件、SWAT事件、暴力団組長と使用者責任など。これらについて、ヤクザ経験者、しかも相当上の人の貴重な(?)意見を知ることができます。

もちろん、様々な事件の反対の立場にいる人は、違う意見を持っているかもしれないけれど、著者が述べるていることが全てウソだとは全然思えない。そんなウソつく理由もなさそうだし。もちろん、私も暴力を肯定することはないし、すべてに賛成をするわけではない。ただ、妙に説得力のある個所が多いのです。

この本で述べられる意見は、広く一般的に受け入れられる意見ではないかもしれないけど、自分の考えを持っている人の意見というのは聞いておいて損はないはず。


結構早く読めると思いますので、参議院選の選挙前に一読することをおすすめします。
(5時間あれば読めるかと)

*ちなみに著者は、極道を引退した後、得度しました。その際、師匠となったのは天台宗の僧侶。この僧侶もなかなか肝の据わった人物。こないだの今東光さんも天台宗でしたが(コチラ参照)、天台宗には枠に囚われない面白い人がいるもんだ。

グッと来た文章をご紹介>
・負けた秋田犬は旅に出した(笑)
>ここは笑えます

・人間一生のうち、本当に腹を割って話をしたり、胸の内を包み隠さずみせたりできる相手は、2,3人もいれば充分だ。
>どんな人でもこういう人の存在は貴重。

・何が「人類皆兄弟」だ(笑)

・池田や学会、公明党がガタガタ言ってくるんなら、いつでも相手になってやるよ。

・ただし島田紳介みたいな小チンピラ連中と違って、こっそりとね。

・〈始末に困る人〉がいなくなったな。政治家とか「文化人」とか言われる連中の中には、口ばかりいっちょ前で、声ばかりでかい奴はゴロゴロいるけどさ。


この著者でなければ言えないような発言が面白すぎる!



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ひさびさに草野球
日曜日にひっさびさに草野球しに行ってきました。

自分で野球やったのは、10カ月ぶりくらい。

肩痛くなるし、打てないし、日に焼けて腕が痛くなるし。。。

でも楽しかったわ~。

今月中には大会がありそうなので、楽しみ!
ただ、同じポジションに有望な若手が加入したんで、レギュラー争いからやらなくては。
彼はほんとに上手い♪
困った困った(汗)

練習風景↓
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人ちっちゃ。。。

ほんで、東京駅からの帰り道、丁度来たバスに飛び乗ったら、いつもと微妙に違う行き先だった!
いつもは真っすぐ行くところを右折。。。
急いでバスの中にある路線図を見てみたら、我が家とは違う方にどんどん行ってしまいそうなんで、急いで降車。

家から5キロ圏内で軽く迷子(笑)
野球の荷物も重いのに。より日に焼けてしまうのに。

ま、日ごろやらない散歩する機会に恵まれたし、昔はよく通っていた好きな風景に出合えたからヨシとしよう☆
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釣りをしている人と、停泊している船がなんか好き。

なかなか楽しい日曜日でした!
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