スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【読書日記】法律 特捜検察の闇
「特捜検察の闇」魚住昭 文春文庫

☆6つ
 著者は、田中森一(たなかもりかず)と安田弁護士が関連した事件を通して、検察組織の闇にスポットを当てている。

田中森一は、「悪徳弁護士」と言われた、元特捜のエリート。
安田弁護士は、光市母子殺害事件の弁護人としてお茶の間でも有名な弁護士。

判決文や元共同通信の記者である著者の取材に基づいた記述は読みごたえがあります。
田中森一についての部分では、イトマン事件や国際航業事件など、法律を勉強した人にはなじみの深い(?)事件も数多く登場。

「正義って何なんだ。検察だけが正義で、あとは悪だというような、そんな理屈があるんかっ!」
という田中のセリフが印象的でした。




押していただけると励みになります。

スポンサーサイト
テーマ:オススメの本
ジャンル:本・雑誌

日記
今、わたくしは自分改造計画を実施中です。
3日坊主のケがあるんで、1週間くらい続いたら、どんな計画かを勝手にココで公表します。

がんばるぞ!!


押していただけると励みになります。
テーマ:日記
ジャンル:日記

【築地】ランチ 豊ちゃん 
昨日、築地にランチを食べに行ってきました。

行った店は
「豊ちゃん」
トヨチャン(築地/洋食、とんかつ、定食・食堂、トンカツ、豚かつ、豚カツ)
東京都中央区築地5-2-1 築地卸売市場1号館
食べログはコチラから

豊ちゃん


ぼくが食べたのは、カツ丼。
さまざまなメニューがあるのですが、カツ丼が大好きな私は迷わずそれをチョイス!
味は非常に良い!!
おいしかった!!

衣がサクサクで、肉はジューシー!
おつゆも程よくからんでいます!

他のおすすめは、カツカレー(ともに行った人が注文しており、これもおいしかった!)、オムハヤシ、あたまライス(ハヤシとあたまを頼んでいる人は多かった)だそうです。
*あたまライスとは、カツ丼の具の部分と、ライスを分けて出すもの。 具の方を「あたま」というんだそうです。

このお店は、こないだ紹介した「寿司大」や「大和寿司」よりはすいていて、すんなり中に入れます。
*「寿司大」や「大和寿司」は、天候が悪かったにもかかわらず、めちゃめちゃ混んでました。

◆「豊ちゃん」への行き方、築地場内への入り方
波除神社に面した入り口から入り、右に曲がると「豊ちゃん」はあります。

場内へは、この波除神社の脇にある入口から入るのが良いと思います。道は広いし、場内で働く方にも迷惑がかかりにくいかと(たぶん)。
波除神社やその周辺の地図はコチラから

波除神社
波除神社


その脇にある入口(波除神社を正面に見て右側)
築地場内入口

是非一度行ってみて下さいまし~


押していただけると励みになります。

テーマ:写真日記
ジャンル:日記

【読書日記】経済学 ヤバい経済学[増補改訂版]
ヤバい経済学 [増補改訂版]
スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー (著), 望月衛 (翻訳)


☆7つ
この本は最近読んだ本の中でもかなり上位に位置するオススメ本です。
ちなみに、この本は、週刊ダイヤモンド2006年ベスト経済書1位を受賞したそうです。また、「経営者80人が選ぶ「わが1冊」(プレジデント社)」の中で、インテリジェンス社の社長も『わが1冊』として紹介しています。これらを伝える方が、私がススメルよりも信用度が高いですね。

*この本を読む際の注意など
 この本の記載はけっこう過激です。しかも、その記載の全てが事実であるかどうか分かりません。この本で記載された事実を信じるか信じないかは自己責任で。分析を楽しむっていう視点で読むのが良い気がします。

◆この本は、私にとっては学ぶべきことが多い、有意義な本となりました。
 たとえば
 ・いつもよく聞く質問を、違った角度から検討する
 ・前提を疑う
 ・因果関係と相関関係をきっちり分ける
 といったことを学べた気がします。(こうやって学べたことの内容だけ見ると大したことなさそうですが、多分一般的に言われる「違った角度」とはスケールが違います。私の文章では表現できないので是非一読を)

◆著者は、
シカゴ大学の経済学教授であり、40歳未満で最も優れたアメリカの経済学者に贈られるジョン・ベイツ・クラーク・メダルを受賞したスティーブン・D・ブレッド
 と
作家・ジャーナリストであるスティーブン・J・タブナー です。

◇スティーブン・D・ブレッドの分析の対象とその視点はなかなかすごいです。
彼が世の中の事象について、どのようなことに着目しつつ分析しているかというと

・道徳は世の中がどうあってほしいかを表すと言えるだろう。一方、経済学は世の中が実際にはどうなのかを表している
・現実の世界で人がどんなふうに動くかについて、筋の通った考え方をする
・インセンティブが何か?(インセンティブとは費用と便益を比較する人々の意思決定や行動を変化させるような誘因。)

というようなことです。


◇著者の分析と結果を挙げます(詳しい解説は読んでみてください。内容を見たくない人は見ないようにお願い致します。)

①90年代のアメリカで犯罪が激減したのはなぜ?
②選挙の候補者がお金を使うと効果は上がるのか?
③相撲の力士は八百長をしていると考えられるか?
などなど

*この例についての著者による答え
①1970年代に中絶が合法化されたから
②NO
③YES
詳しい解説はぜひ読んでください。

もう一つ、小話を挟みつつ例を。

私の弟が現在アメリカの大学に留学しているのですが、彼は
「アメリカ(人)は差別に対してとても敏感。コジツケといえるようなでも差別を連想させうる発言をすると『今のはダメだよ』と突っ込まれる」
と夏休みに帰国した際言っておりました。
では、

④アメリカで差別はなくなっているか?

⇒著者の分析によるとNOだといえそうです。

◆この本を読んで一番感心したのが、スイスでの選挙の投票率についての分析です。

・投票率が50%そこそこだと投票率は低いと言われる。

 ここでちょっと視点を変えて・・・

でも、「1票差で決まる選挙はほとんどゼロ」「自分一人が選挙に行かなくても選挙の結果は変わらない」
そんな状況なのになんでわざわざ約50%もの人々が投票なんて行くんだろう??

⇒これについての分析結果は
 選挙の投票には社会的インセンティが作用している!
 ということでした。
 「スイスでは『善良な市民は選挙に行くものだという強い社会的規範がある』。そのため、人々は近所の人に票を投じているのを見られるために投票所へ行くようだ。」と分析しています。
 ちなみにスイスで郵送により投票ができることになったら、投票率は下がったそうです。
(この新しい方法についての告知が不足していたということも作用しているかもしれませんし、本当に著者の分析が当たっているのかも知りません。ただ、分析の仕方は気に入ってます)


 この選挙の投票率のどこに感心したかというと、分析結果もそうですが、普通のニュースなどが設定している質問を逆さまにして、別の質問を設定し、それを分析したことです。
 この部分を読んで「今後自分の身近にある質問についてやってみよう!!」と決意した次第です。



押していただけると励みになります。

テーマ:オススメの本
ジャンル:本・雑誌

【行政法】最新判例 最大判H20.9.10(青写真判決の判例変更)
最大判平成20年9月10日 
【論点】土地区画整理法に基づく事業計画は、行政事件訴訟法3条2項にいう
    「行政庁の処分その他公権力の行使に当たる行為」(行政処分)に当たるか?

【裁判要旨】 市町村の施行に係る土地区画整理事業の事業計画の決定は,
        抗告訴訟の対象となる行政処分に当たる

*この最高裁大法廷の判決によって、最大判昭和41年2月23日の高円寺青写真判決の判例変更がなされました。


◇H20年判決の議論

【法効果】
事業計画がなされ(公告され)ると、計画の範囲内の土地・建物の状態を変更しようとする者は、都道府県知事の許可を受けなければならない(土地区画整理法76条)。またこれに違反すると現状回復や(同条4項)、刑罰が科される(140条)。さらにこれらの制限は、感知処分の公告がある日まで、継続的に課され続ける。
【具体性】
・事業計画が決定されると、土地区画整理事業の施工によって施工地区内の宅地所有者等の権利にいかなる影響が及ぶかある程度具体的に予測できる。
・事業計画が決定されると、特段の事情がない限り、定められたとおりに事業が進められる。
  ↓
そうすると,施行地区内の宅地所有者等は,事業計画の決定がされることによって,前記のような規制を伴う土地区画整理事業の手続に従って換地処分を受けるべき地位に立たされるものということができ,その意味で,その法的地位に直接的な影響が生ずるものというべきであり,事業計画の決定に伴う法的効果が一般的,抽象的なものにすぎないということはできない。


【計画段階で争うことの妥当性】
換地処分を受けた宅地所有者等やその前に仮換地の指定を受けた宅地所有者等は,当該換地処分等を対象として取消訴訟を提起することができる。しかし、この段階では工事等が進んでおり、換地計画も具体的に定められるなどしているため、事業計画が違法だとして当該感知処分等を取り消した場合には、事業全体に著しい混乱が生じるおそれがある。そのため、判決は事情判決(行政事件訴訟法31条1項)になるおそれが高い。これでは宅地所有者等の権利救済が十分とはいえない。
  ↓
そうすると,事業計画の適否が争われる場合,実効的な権利救済を図るためには,事業計画の決定がされた段階で,これを対象とした取消訴訟の提起を認めることに合理性があるというべき


【結論】
以上によれば,市町村の施行に係る土地区画整理事業の事業計画の決定は,施行地区内の宅地所有者等の法的地位に変動をもたらすものであって,抗告訴訟の対象とするに足りる法的効果を有するものということができ,実効的な権利救済を図るという観点から見ても,これを対象とした抗告訴訟の提起を認めるのが合理的である。したがって,上記事業計画の決定は,行政事件訴訟法3条2項にいう「行政庁の処分その他公権力の行使に当たる行為」に当たると解するのが相当である。



◇従前の判例と批判
【S41年判決】
S41年判決では、
・付随的効果論
土地区画整理法に基づく事業計画により、宅地・建物等の所有者は一定の制限を受ける。しかし、その制限は計画に内在するものではなく、計画の実現のための法律により与えられた付随的なものである。そのため、事業計画は、直接、特定個人に向けられた具体的処分ではなく、また、宅地・建物等の所有者の権利に具体的な変動を与えるものではない。
・争訟未成熟論ないし中間処分論
事業計画は一連の土地区画整理事業手続の根幹をなすものである。のちに続く処分等によって具体的な権利侵害を生じることはありうるものの、事業計画自体は、土地区画整理事業の青写真にすぎない一般的・抽象的なものにとどまるのであって、この時点で取消訴訟を提起しなくては、利害関係者の権利保護に欠けるとは言い難い。

といったことを理由に、土地区画整理法に基づく事業計画の処分性を否定した。

【批判】
上記のS41年判決に対しては、
・計画と後続の処分等との間には時間的隔たりが存在することが多いため、後続の処分等を待たずに計画を争う必要性は大きい。
・計画の違法性が事業の段階にまで承継されるということが、理論上は考えられるものの、実際の訴訟では認められにくい。このことからも計画を争う必要性が認められる。
・現代における計画の持つ意味は大きくなっているため、計画自体を司法審査の対象にするべきである。
というような批判が大きかった。

<参考>
芝池義一「行政救済法講義」有斐閣(2006)
最高裁ホームページ http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=02&hanreiNo=36787&hanreiKbn=01


押していただけると励みになります。

テーマ:行政法
ジャンル:政治・経済

【読書日記】小説 鷲は舞い降りた
「鷲は舞い降りた」 ジャック・ヒギンズ・著 菊池光・訳 ハヤカワ文庫NV

☆7つ
この本は、9月5日に書いた「深夜プラス1」とともに、元マイクロマイクロソフト社長の成毛眞さんの「本は10冊同時に読め!」で、すすめられていたものです。

時代は第二次世界大戦。
舞台はヨーロッパ(ドイツ・イギリス)。
ドイツの落下傘部隊が、ヒトラーやSSのヒムラーにより、イギリスのチャーチル首相を誘拐するという作戦を命じられる。
その作戦を実行するために、各地にいる各登場人物が行動を起こす。。。

この小説は、今まで読んだ冒険小説の中で最高でした。
何が良いかという説明を文章でするのはなかなか難しいのですが、
それぞれの舞台で、それぞれの人物が、時代や戦況のいたずらによって絡み合い一つの作戦の実行に向かっていく過程がすばらしい。

登場人物は、
 ドイツ落下傘部隊隊長シュタイナーとその部下
 本件の作戦を実質的に指揮を執るラードル中佐
 イギリスの村で人望が厚く村人皆に慕われているが、実はドイツのスパイである老女ジョウアナ・グレイ
 IRAの兵士であり、落下傘部隊より先に準備のためイギリス入りするデブリン
 などなど。
それぞれの人物が、その地位・立場や生まれ、家族・恋人との関係など様々な背景を持ちつつ、ときには深く悩みもしつつも、必死に自分の役割を果たそうとします。
その彼らの姿にどんどん引き込まれていきます。

いろいろ書いてますが、とにかく読んでみて下さい。
冒険小説好きの方も、私のようにほとんど冒険小説を読んだことない方も、きっとお気に入りの1冊になるはず。


*最後の私の好きなセリフなどを紹介(未読の人で、記憶力の良い人は読まないようにして下さい
・落下傘部隊隊長シュタイナ(父ドイツ人・母アメリカ人のハーフ)
     「戦争というのは、自分が置かれている立場の違いに過ぎないのだ」
・帰ろうとしたヘンリィ卿(退役イギリス軍人)に対する、老女スパイのジョウアナ・グレイの一言
     「どんな時だって、もう一杯飲む時間があるものよ
・友達から花をもらったジョウアナ・グレイが「それだけの(花を育てるような)ひまがあったら、ジャガイモか
 キャベツでも作ったらいいのにね」という発言に対する、イギリス人神父のヴェリカの一言
     「とんでもない、人間はパンだけで生きているわけではありませんよ」
・AがBを脅した際の、Bの一言(AやBが誰かは言えません。以下でも同様)
    A「肋骨に短剣を差し込んで、一言も発せずに即死させることができる。嘘ではない。
      これまで何回となくやっているのだ。この程度の冷酷さでどうだろう?」
    B「当面、その程度で充分だな
・AがBに
    A「しかし、はない。きょうはおれがヒーローを演じる番だ。さっ、行け、みんな、命令だ」
・子供がAに
  子供「おじさんはどうしてドイツ人なの?」
・AがBに
    B「一つだけ、聞きたい。」「今度のことは、苦労したかいがあったと思うか?」
    A「勘弁してくれ。」Aが軽く笑った。「もう難しい話はご免だ」
・あとAがBに渡したラブレターも秀逸です。



押していただけると励みになります。

テーマ:オススメの本
ジャンル:本・雑誌

草野球
今日は草野球でした。

小学校からの友達が通っていた高校の野球部が作ったチームの監督から

「今年度のドラフト1位で指名しました。よろしく!!」

との電話を受けてから早3ヶ月。
今日はついに初の大会でした。
(ちなみに今年度に新加入したのは1人だけ・・・)

今日の試合では、

  5番キャッチャー。


試合は投手戦。

結果は1-0で見事な完封勝利!

【打撃】
自分は3打数1安打

しかもそのヒットの打球の処理をライトが誤った間に点数が入るという幸運が!
打点はつかなかったものの、貴重な1点にからめて満足でした。

【守備】
ヒット1本は打たれたものの、他のバッターはうまくかわせたと思われます。

まぁ、良いピッチャーがいて、その彼が素晴らしいピッチングをしたからこその完封なのは分かり切っていることです。
が、自分としてもそれに少しは貢献できたかと勝手に思い込んでます。

キャッチャーフライも3つくらい捕れたし。


緊張感のある試合をしたのは久々だったので、ほんと楽しかった!
大満足な一日でした。


後ろ向き_20080908002509
キャッチャー20080908002634
髪切らなきゃな~。太ったな~。


押していただけると励みになります。

テーマ:今日の出来事
ジャンル:日記

役に立つ(かな?)法律ネタ② 未成年者取消
①中学生がオンラインゲームで高額なアイテムを10万円分買った。
②高校生が知人からバイクを10万円で買った。
③大学生(20歳未満)が学生ローンで30万円で借金をした。
④女子大学生(20歳未満)が騙されて50万円のエステ券を買った。
⑤大学生(20歳未満)が路上で声をかけられた後ビルの1室に連れて行かれ、契約しないと返さないといわれ、15万円の英語教材を買わされた。

お小遣いの範囲を超えてこのような行為が親の同意なく行われた場合、いずれも未成年者取消をすることができます(民法5条2項)。
取り消しをするには、親(または未成年後見人)かその子自身が、契約の相手方に対して伝えるだけで足ります。

④の場合は騙されて契約しているので、詐欺取消によって契約を取り消すこともできます(民法96条)。
また、⑤の場合は強迫による取り消しをすることもできます(民法96条)。
ただし、詐欺や強迫によって取り消しをするには、詐欺や強迫があったことを細かく証明しなくてはなりません。
一方、未成年者取消は自分が契約時に未成年者(20歳未満)であったこと、お小遣いの範囲外であること、親の同意がなかったことなどを証明するだけで良いので、未成年者取消はかなり楽に契約を取り消せます。

また、未成年者取消の場合は、詐欺取消などの他の取り消しと違い、取り消し時に残っている利益(現存利益)のみ相手方に返還すればよいと定められています(民法121条但書)。

たとえば、③の大学生が、3万円の教科書を買い、競馬で5万円負け、ゲームセンターで2万円浪費し、生活費に5万円使い、10万円のバイクを買い、手元に5万円残っている場合、
本来するべき出費を免れたという意味で現存利益があるとされ、18万円(教科書代3万円、生活費5万円、バイク代10万円)と手元の残金5万円の計23万円は相手方に返還しなくてはなりません。ただし、浪費してしまった7万円(競馬代5万円、ゲーム代2万円)は現存利益がないとして返還不要です。

なぜ、このように未成年者が厚く保護されているかというと、未成年者は判断能力が未熟だと考えられているからです。

以上のように、未成年者は自分に不利な契約を結んでしまった場合、未成年者取消という方法を使うことで保護されます。

未成年者、親御さんは、この未成年者取消というものを知って、不利な契約に縛られてムダに悩まないようにしましょう!
未成年者と契約する業者さんは未成年者と契約する際は、しっかり親(または未成年後見人)と連絡を取り、後々トラブルが起きないように気を付けてください。


*最後にこの未成年者取消が使えない例外を5つ載せておきます。
①目的を定めて処分を許された財産を、目的の範囲内での契約(民法5条3項)
  例:教科書代としてお金を渡され、そのお金で教科書を買った。
②目的を定めないで処分を許された財産(お小遣い)の範囲内での契約(民法5条3項)
③営業を許された場合の営業に関する取引(民法6条1項)
④未成年者が結婚した後の契約(民法753条)
⑤未成年者が成年であると偽って行った契約、未成年者が親の同意があると偽って行った契約(民法21条)
  ただし、⑤の場合、未成年者が騙すことによって相手方が誤解していることが必要とされます。そのため、相手方の指示によって年齢を「21歳」偽って書いた場合や、未成年者自らが年齢を「21歳」偽って書いたとしても外見から20歳以上には見えない場合には、民法21条の適用がされないことがあります。


押していただけると励みになります。

【読書日記】小説 深夜プラス1
「深夜プラス1」 ギャビン・ライアル ハヤカワ・ミステリ文庫

この作品は、1965年に発表された冒険小説で、英国推理作家協会賞を受賞したのだそうです。

私がこの作品を読んだのは、元マイクロソフト社長の成毛眞さんの「本は10冊同時に読め!」(知的生き方文庫)に『“深夜プラス1”や“鷲は舞い降りた”を読んでない人は、もはや人間ではなく“人間のようなもの”と呼ばれるぐらいである』、『今のサスペンス系やアドベンチャー系の映画は、この2冊を下地に作っている』と書いてあったことが原因となってます。
成毛さんは本の中でかなり挑発的な言葉を使っていまして(多分わざと)、そこまで言うなら読んでやろう!!と思ったのです。

普段小説は読まないんですが、読んでみたら面白かった。読んでよかった。
成毛さんのことは全く知らないけど、感謝してます。

ストーリーは、
元レジスタンス(ナチスドイツへの抵抗運動)の活動家ルイス・ケインという主人公が、かつての仲間で弁護士から、実業家をフランス(オーディエルヌ)からリヒテンシュタインまで車で送り届けるよう依頼を受ける。ケインは、元CIAのガンマンでアル中のハーヴェイを相棒に冒険を始めるが、その行く手をフランス警察・地元警察・実業家の敵が阻もうとする。彼らの運命やいかに・・・
ってな感じです。

この作品には、状況が次々に変わるストーリーの展開、登場人物が抱える悩み、モノ(車、銃)に対するこだわりなど惹きつけられる要素は様々あります。
が、私が特に惹かれたのは、ウィット(皮肉)に富んだセリフです。
たとえば、
ケインの相棒でガンマンのハーヴェイがアル中だということが、ケインによって同行者にバレてしまったときに
同行者「ほんとうなの、ハーヴェイ?」
ハーヴェイ「よくわからないんだ。ここにおられるケイン博士以外に精神分析をしてもらったことがないのでね。」
とか。

一番印象に残ったのセリフは、ウィットに富んでいるわけではないのですが、警察に追われている状況で主人公のケインが発した
「私は常に判断が正しくなければならないのだ」「警察は一度だけ正しい判断をすれば事が足りる。それだけのことだ」
というセリフです。
 このセリフにこの小説一番のカッコ良さを感じました。

みなさんも是非読んでみてください。
きっとお気に入りの1冊になるかも。



押していただけると励みになります。


テーマ:オススメの本
ジャンル:本・雑誌

【読書日記】法律 プロ法律家のクレーマー対応術
「プロ法律家のクレーマー対応術」横山雅文(弁護士)著 PHP新書

☆6つ
 クレーマーを、まず、企業のために意見をしてくれている人と悪質な人に分け、さらにタイプ別(性格的、精神的、常習的、反社会的)に分け、それぞれについての対応術について記載。
 著者が弁護士だからか、「法律家に早めに相談しましょう」「法的対応をとりましょう」といった記載が多いのが気になるところだけど、言っていることは的を得ているように感じました。

例を一つ。
性格的問題クレーマー(独善的な価値観・思い込みで執拗なクレーム・不当要求を繰り返すクレーマー)は、企業は顧客である自分の要求には全部応えるべきだと考えている。そして、彼らは自己防衛意識が高い。そのため、弁護士に依頼して、「お客様である自分」と「お客様である自分に奉仕すべき企業・従業員」という構図を壊し、法的措置をとると警告するのが有用である。

 この本を読んでクレーム対応をする際に最も注意すべきと感じたのは、「企業のために意見をしてくれている人と悪質クレーマーを決して見誤らないように。企業のためになる意見をしてくれている人が悪質クレーマーに変わることがあります」ということでしょう。

 メーカー、小売店に勤めている人や法律家志望の人には一読の価値があると思います!




押していただけると励みになります。

テーマ:オススメの本
ジャンル:本・雑誌

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。